
ウェルネスフード
2025年4月22日
管理栄養士に聞く!バナナを毎日食べるとどんなメリットがありますか? (2/3)
2. 精神的な安定や良質な睡眠を促す
バナナには、精神を安定させる働きがあるセロトニンの原料となる「トリプトファン」が豊富に含まれます。
そして、セロトニンは睡眠ホルモンともいわれる「メラトニン」になるので、精神の安定と共に良質な睡眠を促してくれます。
オススメの組み合わせ:オレンジ
オレンジにはストレスで消耗するビタミンCが多く含まれ、香りは脳をリラックスする助けとなってくれます。
3. 高血圧対策になる
バナナはカリウムを豊富に含んでいます。 このカリウムには、 高血圧の原因と なるナトリウムや老廃物を尿とともに体外へ排出させる作用が期待されます。
汗や尿でナトリウムが排出されるとき、 カリウムも同時に排出されますが、パ ナナ1本で360mgのカリウムを補給できます。
オススメの組み合わせ:メロン
メロンに含まれるカリウムはバナナに次いで多いので、メロンと組み合わせても効率よくカリウムをとることができます。
4. 免疫機能をバナナがサポート
免疫機能を低下させないためにもっとも重要な栄養素のひとつが「たんぱく質」です。
そのたんぱく質の代謝に必要な栄養素がビタミンB6で、バナナはこのビタミンB6を豊富に含んでいます。 特に 「茶色バナナ」でその機能が顕著に期待されます。
また、バナナは腸内の乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を特に多く含んでおり、善玉菌を増やすことで、免疫機能をサポートします。
200gに向けたオススメの組み合わせ:柿
柿に多く含まれるビタミンCやβカロテンは粘膜を保護し、健康維持の助けになるので体の調子を整えるのにとても良い組み合わせです。