
ウェルネスフード
2025年4月22日
管理栄養士に聞く!バナナを毎日食べるとどんなメリットがありますか? (3/3)
5.運動時のエネルギー補給に最適
バナナにはブドウ糖、果糖、ショ糖、デンプン、 難消化性デンプンなど、吸収される速度の違う糖が含まれているため、運動前・中・後と時間差で体にエネルギー補給してくれます。
そのため、筋トレ民はもちろん、ランナーなどアスリートにとってバナナは頼もしいサポート食品なのです。
6.仕事や勉強など「アタマのエネルギー補給」にもおすすめ
脳の直接的なエネルギーとなるのはブドウ糖だけですが、 とくに黄色バナナには 即効性のあるブドウ糖と、 それを持続的に供給するスクロースやデンプンが含まれています。
脳は就寝中でもブドウ糖を消費し続けるため、 朝起きたときにはエネルギー不足。皮を剝けばすぐに食べられるので、忙しい朝にも最適です。
7.脂肪燃焼をサポート
じつは、バナナはダイエット食品としても注目されています。バナナに含まれるビタミンB類や必須アミノ酸には、 脂肪燃焼を促進する働きがあるものも。
「朝バナナダイエット」 はメディアでもよく話題になりますね。
なんとなく太りそうなイメージですが、バナナ1本のエネルギーは93kcalほど。ごはん1杯(150g)は234kcal、食パン1枚 (80g)は198kcalですので、意外と低カロリーです。
プロフィール
渥美 まゆ美
保育園勤務、健保組合、大手料理教室の講師を経て2016年株式会Smilemeal設立。食を通して人々の健康につながる料理の提案と企業の「売れる商品」を多数プロデュース。
<主な著書>
『世界一ラクチンな栄養ごはん』(西東社)、『同時に3品作りおき 朝つめるだけ弁当188』(西東社) 他
<Edit:編集部>