ウェルネスフード
2025年6月27日

【タンパク質の多い食べ物ランキング】最強食材はどれだ!タンパク質量・コスパ・買いやすさから選んだTOP10 (3/3)

第3位 納豆(1パック50g)

混ぜるだけで食べられる手軽さが魅力。植物性タンパクに加え、発酵による健康効果も期待できます。

  • 栄養(50gあたり):100kcal、炭水化物1g、脂質5.0g、タンパク質8.3g
  • 価格:30〜50円/1パック
  • 買いやすさ:スーパー・コンビニで通年販売
  • 調理のしやすさ:そのまま、または卵やごはんと合わせてもOK

関口さんから一言!

納豆は、植物性タンパク質の宝庫であり、手軽に食べられる日本のスーパーフードです。納豆菌による腸内環境改善効果や、ビタミンK2による骨の健康維持など、タンパク質以外の健康効果も期待できます。毎日食べることで、健康的な食生活をサポートしてくれるでしょう。

第2位 卵(全卵・生)

コスパ・栄養バランス・調理のしやすさ、すべてが高水準。朝食から主菜まで活躍する万能選手です。

  • 栄養(1個/約60gあたり):約91kcal、炭水化物2g、脂質6.2g、タンパク質7.4g
  • 価格:20〜25円/1個(Mサイズ)
  • 買いやすさ:全国のスーパー・コンビニで安定供給
  • 調理のしやすさ:ゆで卵、目玉焼き、オムレツ、炒め物など多彩

関口さんから一言!

卵は、「完全栄養食品」とも言われるほど栄養バランスに優れた食材です。良質なタンパク質はもちろん、ビタミンやミネラルも豊富に含まれており、非常に効率的に栄養を摂取できます。調理法も多岐にわたり、飽きずに毎日摂取できる点が大きなメリットです。

第1位 鶏むね肉(皮なし・生)

高タンパク・低脂質・低価格という三拍子がそろった最強食材。体づくりやダイエットの味方です。しかも鶏むね肉に含まれるイミダペプチドは、疲れを撃退する栄養成分として注目されています。

  • 栄養(100gあたり):108kcal、炭水化物1g、脂質1.5g、タンパク質22.3g
  • 価格:100〜150円/100g
  • 買いやすさ:精肉コーナーで通年販売
  • 調理のしやすさ:焼く・蒸す・茹でるなどさまざまな料理に応用可

関口さんから一言!

鶏むね肉は、高タンパク・低脂質・低価格という点で、まさに「最強のタンパク質食材」と言えるでしょう。抗酸化物質が多いため疲労回復に役立ちます。パサつきやすいので加熱しすぎないように注意したり、下味に工夫を凝らすと良いでしょう。

参考:
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
文部科学省 食品成分データベース

「タンパク質は食べ物とプロテイン、どっちから摂るのがいい?」筋肉博士・山本義徳先生の回答は…

 監修者プロフィール

関口絢子(せきぐち・あやこ)

湘南豆富 公式アンバサダー。料理研究家/管理栄養士。エビデンスに基づいた健康情報と栄養を逃さない調理法で作る、美と健康のお悩み解消レシピが好評。テレビ、女性誌など各種メディアを中心に活動中。YouTubeチャンネル「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」は登録者数64万人を超える。 著書「春夏秋冬 疲れ取りごはん(KADOKAWA)」「管理栄養士が教える!世界一カンタンな長生きレシピ(宝島社)」他多数。

<Edit:編集部>

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