
ヘルス&メンタル
2025年8月8日
なぜ暑い日は眠くなる?しっかり寝たのに眠気や疲れを感じる“納得の理由” (2/4)
4.強い日差しが目に刺激を与えて「脳が疲れる」
紫外線は、目(角膜)にもダメージを与えることがあります。目が強い光にさらされると、脳はそれを処理するために疲れやすくなります。
とくにサングラスをかけずに屋外で長時間過ごす、反射の多い場所(海やコンクリート道路など)では疲労を起こしやすく、それが眠気につながることも。
5. 食欲が減少することによる体力の低下
夏は以下などの理由で食欲が低下し、結果として体力が落ちてしまいます。
① 体は熱を逃がすために皮膚血管を拡張し、その分、胃腸への血流が減る
② 暑熱環境では交感神経が優位になりやすく、胃粘膜血管の収縮や蠕動抑制が続く
③ 冷房と屋外の寒暖差も加わると自律神経が乱れ、さらに食欲不振が悪化
④ 発汗で失った水分を一気に冷たい飲料で補うと、胃壁が冷え、膨張して早期満腹感が出る
⑤ 脱水による倦怠感も「食べたくない」感覚を強めやすい
暑い日の眠気を引き起こしたくない! 自分でできる対策は?
では、こうした暑い日の眠気を予防するには、どんな方法があるでしょうか。