朝食抜きは痩せる?太る?脂肪と筋肉への影響を管理栄養士に聞いた (2/3)
朝食を食べないとどうなるの?
朝食の健康効果がわかったところで、次に、朝食を抜いた場合の体への影響を見ていきましょう。
まずはエネルギー不足です。朝食を食べないと日中の活動に使うエネルギーが不足します。不足すると脳へのエネルギー源のブドウ糖が不足して、頭がぼーっとすることもあります。
また、不足分のエネルギーを補うために体内の脂肪や筋肉を分解して、エネルギーとして使われます。そのため「朝食を抜く=脂肪燃焼」ではなく、「脂肪も燃えるが筋肉も失う」というのが本当のところです。
脂肪がエネルギー源として使われるため、一見するとダイエットにもよさそうですが、同時に筋肉も分解されてしまうので、筋肉量が落ちて代謝の低下につながってしまいます。
さらに、朝食を食べないと昼食時の空腹感が強くなり、ドカ食いの原因にもなります。1食の量が多いと、血糖値の急上昇による午後の眠気につながることが多いです。
16時間ダイエットはどうなの?
1日24時間のうち16時間は食事をとらず、残りの8時間で食事をするシンプルな食事法です。
メリットとしては、空腹時間が長くなることで、体脂肪の燃焼効果が高まることです。体内ではまずエネルギー源として、糖質が使われますが、糖質がなくなると、次は体脂肪を分解して、エネルギー源として使われるためです。
一見すると、体脂肪を減らす=ダイエット効果が高いように思えますが、ここには落とし穴がいくつかあります。
まず、1つ目は体内のエネルギー(糖質)が不足すると、先にも説明した通り、筋肉が分解されて、代謝の低下につながります。
2つ目は、空腹時間が増えることによって、ドカ食いによるエネルギー摂取量が増える可能性があることです。摂取エネルギー量が過剰になると、空腹の時間が長くても、体脂肪が蓄積しやすくなります。
シンプルな方法なので、細かい食事管理が面倒な方は、継続がしやすいかもしれません。しかし、筋肉をつけてメリハリのある体を目指したい人や、食べるのが好きで、空腹感によって食欲のコントロールができなくなる人は、逆効果になる可能性もあるため、注意が必要です。









