ウェルネスフード
2020年9月7日

「クレアチン」とは。どんな働きがある?効果的な摂取方法は?ライザップの管理栄養士が解説

 ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、専門家にぶつける本企画。今回は筋トレ・ランニングユーザーの間で人気が高まっているサプリメント「クレアチン」について、業界最大手のパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」の管理栄養士が解説します。

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Q.トレーニー仲間から「クレアチン」というサプリメントを飲んでいるという話を聞きました。クレアチンとはどういったもので、どんな働きをするのでしょうか。また、どのようなタイミングで摂取するとよいのでしょうか。

A. クレアチンはアミノ酸「クレアチンリン酸」の材料。エネルギーを持続させたいとき、運動前に飲むと効果的。

「筋肉の中に、クレアチンリン酸というアミノ酸があります。筋肉を動かすとき、クレアチンリン酸が“クレアチン”と“リン酸”に分かれることで、はじめてエネルギーが生まれます。そのため『もっと長時間走りたい」『高負荷な筋トレをもっと続けたい」など、エネルギーを持続させたいときにクレアチンを摂取しておくと有効的です。

効果的な摂取タイミングは、運動前がおすすめです。クレアチンは、食べものだとお肉の赤身などに多く含まれていますが、胃もたれしてしまう場合は、クレアチンを含んでいるサプリメントやプロテインで摂取するとよいでしょう」(柳井さん)

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[プロフィール]
柳井美穂(やない・みほ)
2015年RIZAP入社。管理栄養士資格を保持。店舗にてカウンセラーを経験後、現在は、安全・安心・効果の高いサービスを提供するために、学や病院との臨床研究に参画し、日々、RIZAPメソッドの進化に携わっている。 また、栄養サポートセンターの管理栄養士に対し、ヘルスケアにおける栄養学の知識を提供し安心して結果を出せる管理栄養士を育成している。

取材協力
・RIZAP株式会社
・公式サイト https://www.rizap.jp/

ライザップ

<Text:編集部/Photo:Getty Images>