フィットネス
2020年5月18日

ランニング後、少し膝が痛いときのセルフストレッチを、カラダファクトリーの整体師が解説

 フィットネスやランニングに取り組む人なら、ボディケアの重要性は理解しているはず。そんなトレーニーたちが知りたいことをピックアップし、専門家に聞いてみる本企画。今回は、ランナーの悩みのひとつ「膝の痛み」を和らげるストレッチのやり方を、骨盤調整で有名なカラダファクトリーの整体師が解説します。

Q. 走った後、膝に違和感というか、ギシギシとした痛みを感じることが多いです。膝の疲れを和らげるストレッチを教えてください。

A.ひざを支える「腿」の筋肉を伸ばしましょう。

ひざはまっすぐ曲がる関節ですので、左右の動きにとても弱いという特徴があります。ひざを支える腿(もも)の前後・左右の筋肉を伸ばし、ほぐしてあげましょう。

大腿四頭筋のストレッチ

1.左足を後ろに曲げ、できるだけかかとをお尻につけます。

2.カラダをゆっくりと後ろへ倒し、腿の前側に伸びを感じられるようにしましょう。

3左右で繰り返します。

腿の裏側のストレッチ

1.床やマットに座り、片足を伸ばし、もう片足は内側に曲げます。

2.伸ばした足の甲を内側・外側に倒し、伸ばす位置を変えます。腿の裏側に意識を向けましょう。

3.左右繰り返します。

 なお、膝に関しては痛む場所によって伸ばしたほうがいい場所が変わります。

ランニングフォームの見直しも必要

 今回は腿全体のストレッチをご紹介しましたが、根本的には股関節がうまく使えていないことも原因のひとつ。ランニングフォームの見直しをしてみましょう。

 運動前後のケアを行うことで、怪我予防やパフォーマンスの向上が期待できますが、怪我は姿勢やクセが原因であることも少なくありません。日頃から姿勢や柔軟性も意識できると、さらに楽しくトレーニングに取り組めるでしょう。ぜひ意識してみてください。

2980円訴求

[監修者プロフィール]
大貫隆博(おおぬき・たかひろ)
整体師、パーソナルトレーナー、ボディデザイナー。整体サロンやフィジカル・ヘルスケア系施設を国内外に300店舗以上運営する(株)ファクトリージャパングループ技術総責任者。技術総責任者として、技術開発から指導などを行うだけでなく、日本最大のファッションショーでは、ステージ前にトップモデルのプロポーションを美しく整える施術を行うなど幅広く活躍。また、女性誌で日常のダイエットやストレッチ指導・監修を行うなど、女性の美しいボディラインづくりに造詣が深い。顧客にモデルやタレントが多く、オススメの施術家として、多数の女性誌にも出演。

記事協力
・株式会社ファクトリージャパングループ
・公式サイト https://karada39.com/

<Text:編集部/Photo:カラダファクトリー提供>