ウェルネスフード
2024年7月22日
トマトの栄養と効果的な食べ方。ミニトマトやジュースでもいい?マッスルデリ管理栄養士が解説 (1/3)
体を鍛えている筋トレ民も、細くなりたいダイエット民も、時には食べすぎ、飲みすぎることもあるでしょう。どうやったらリカバリーできるのか。ボディメイクを食事面からサポートする「Muscle Deli(マッスルデリ)」の管理栄養士・瀧川みなみさんに、よくあるギモンを聞いてみました。
身近な食材である「トマト」。夏野菜としてよく名前が挙がりますが、最近はトマト鍋など季節問わず人気となっています。そんなトマトの栄養とはたらきを改めてチェックしていきます。
Q.夏野菜でよくトマトがとり上げられますが、トマトの栄養や食べるメリットを改めて知りたいです。実はトマトが苦手で、ミニトマトやトマトジュースでも効果が同じだとうれしいのですが……。
A.種類によって栄養素は異なります。トマトジュースやケチャップ、色の濃い野菜で代用できることも。
まずは、一般的なトマトやトマト加工食品100gあたりの栄養成分から見てみましょう。
文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』より
「赤色トマト(通常のトマト)」とそれ以外では、上表のように栄養成分に違いがあります。同じ重量食べたからといって、すべての栄養素が同等程度は摂れないと考えられます。よって、ご自身が摂取したい栄養素に着目してうまく摂取量などを調整すれば、代わりとして成立するでしょう。
参考までに、ミニトマトとトマトジュースの特徴についてご紹介します。