朝のストレッチで寝起きは良くなる?朝ストレッチの効果とは (1/2)
朝にストレッチを行うと、さまざまな効果があることをご存じでしょうか。とくに寝起きが悪くて悩んでいる方は、簡単な朝のストレッチで改善する可能性があります。
起きたときに、ベッドの上で仰向けのまま伸びをしたり、手首と足を回すだけでも、ストレッチ効果があります。薬剤師/ヨガインストラクターの碇 純子さんは、朝ストレッチには多くの嬉しい効果が期待できるといいます。
朝ストレッチの効果とは
朝ストレッチの効果として、以下が期待できます。
交感神経が優位になり、すっきり起床できる
寝ている間は副交感神経と呼ばれる、体を休めるときに働く自律神経が優位になっています。しかし、朝にストレッチをすることで対となる交感神経が優位になり、脳が働くようになります。
朝に眠気やだるさを感じている方は、朝のストレッチで自律神経を優位にするのがおすすめです。
筋肉がほぐれて、血行が促進される
寝ているときの体勢によっては、筋肉が縮こまって硬くなり、血流が悪くなることがあります。朝のストレッチで筋肉の緊張をほぐすことで、血行が促進されるでしょう。
血流が悪いと、肩こりや頭痛といった不調が起こることがあります。普段からこれらの症状で悩んでいる方は、朝のストレッチで解消されるかもしれません。
リンパの流れが良くなり、むくみの解消が期待できる
就寝中はからだを動かさないため、ふくらはぎやつま先が冷えがち。からだが冷えると老廃物がたまり、むくにみの原因になることがあります。
朝ストレッチで筋肉をほぐすことで、血行だけでなくリンパの流れもよくなります。結果、老廃物がたまらずに流れやすくなるため、むくみの解消につながります。
また、筋肉が柔らかくなって可動域が広がると、大動作が大きくなるため、基礎代謝がアップするといわれています。
起床時に肩こり・腰痛・頭痛ある場合、その解消が望める
就寝中は体勢が悪かったり寝返りが少なかったりすると、特定の部位に負担がかかります。肩がこったり、腰が痛くなるケースも多いです。
また、就寝中の体勢によっては酸素を上手くとりこめないとがあります。こうなると、脳が酸素不足に陥り頭が痛くなったりします。
ストレッチでは、ゆっくり呼吸をしながら筋肉を伸ばしていきます。起きたときに肩がこっていたり、腰痛、頭痛になっていた場合、その症状の解消が期待できます。
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