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ウェルネスフード
2025年2月14日
カカオ70%以上のチョコレートには、どんな効果が期待できる?高カカオのメリット・デメリット (1/3)
高カカオチョコレート。以前は全くと言っていいほど見かけませんでしたが、ここ数年でかなり品数が増えたように感じます。
一般的にカカオ分が70%以上含まれているものが「高カカオチョコレート」「ハイカカオチョコレート」と呼ばれています。
カカオ分とは、カカオ豆の成分(カカオマス、カカオバター)の割合のこと。よく売られているチョコレートは30~40%のものが多く、それと比べると苦味やカカオの風味が強く感じられます。
改めて、高カカオチョコレートのメリットについて、グローバルビューティークリニック東京院長の安仁屋僚さん監修のもと解説していきます。
高カカオチョコの驚くべき成分とは
カカオは昔から薬として使われていたこともあるほど体に良いとされる食べ物で、マグネシウムや鉄分、亜鉛、ミネラル、ビタミンといった体の調子を整えるために必要な栄養素がたくさん含まれています。
当然、カカオ分が高いほど栄養素が多く含まれています。
抗酸化物質やポリフェノールが豊富
カカオには抗酸化物質やポリフェノールが豊富に含まれており、心臓血管の健康を保つのに役立つ
血糖値のコントロール
カカオに含まれるフラボノイドは、血糖値の急激な上昇を抑制し、インスリン感受性を改善する
脳機能の向上
脳の血流を促し、認知機能や記憶力を向上させる助けになる
心理的なリラックス
セロトニンやエンドルフィンを増やす効果があり、リラックスや幸福感を促進する
ストレス軽減
ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果があり、ストレスの軽減に役立つ