
ウェルネスフード
2025年6月6日
【専門家監修】水太りの原因は「水の飲みすぎ」じゃなかった。今すぐ試したいむくみ解消法3選 (1/3)
「むくみ=水を飲みすぎたせい」…それ、実は間違いかも?朝起きて顔がパンパン、夕方になると脚が重だるいのは、「水太り」が原因かもしれません。
「水太り」と聞くと「水を飲みすぎてるのかな?」と思いがちですが、実は代謝や巡りの悪さが原因であることがほとんど。必要な水分を摂らないことが、逆にむくみを悪化させるケースもあるのです。
今回は、栄養士・食育栄養インストラクターの神原李奈先生監修のもと、「水太り」の正体と今すぐ実践できる解消法を3つご紹介。食べ物・ストレッチ・筋トレなど、今日から始められる簡単ケアをまとめました。
水太りの正体は「水分の巡りが悪い状態」
水太りとは、排出されるべき水分が体内にたまってしまう状態のこと。水分をきちんと摂っていないと腸内環境が乱れ、便秘やさらなるむくみにつながることも。
人の体は1日あたり、尿や便で約1.6リットル、汗や呼吸で約0.9リットルの水分を排出しています。失われた水分を補うために、1.2リットル前後の水を飲むのが理想的です。
残りの水分は、食事から約1リットル、栄養素の代謝によって約0.3リットルが自然に補われます。
ただし、運動不足の人はリンパや血流が滞りやすく、余分な水分が排出されにくくなる傾向があります。日頃の生活習慣を整えることが、水太り解消の第一歩です。
すぐ試せる! 3つの水太り解消法
【水太り解消法 1】カリウム・食物繊維をしっかり摂ろう
体の水分バランスを整えるには、カリウムと水溶性食物繊維の摂取がカギ。
カリウムは、体内のナトリウム(塩分)の排出を促し、余分な水分がたまるのを防ぐ働きがあります。
水溶性食物繊維は、ナトリウムを吸着して体外に排出するほか、腸内環境を整えて便通もサポートしてくれます。
カリウムが豊富な食材
- 海藻類(昆布・わかめ など)
- 切り干し大根
- バナナ
- ピスタチオ
- インスタントコーヒー(適量)
- パセリ
- きな粉