
意外と太る?オートミールダイエット、よくある「失敗の理由」を管理栄養士が指摘
「オートミールってヘルシーだし、ダイエットに良さそう!」そんな期待で始めたのに、「全然痩せない」「むしろ太った気がする」なんてこと、ありませんか? 食べ方を間違えると、オートミールで太ってしまうことがあります。
管理栄養士の望月理恵子さんに、よくある“失敗の理由”を教えてもらいました。
失敗1 体にいいからとたくさん食べてしまう
「オートミールはダイエットにいいから、ちょっと多めに食べても平気」は落とし穴。
オートミール1食分(30g)でも約114kcal。倍の60gを食べていたら、ごはん1膳と同じくらいのカロリーになります。
ヘルシー=たくさん食べてもOKではありません。どんなに体に良いものでも、たくさん食べれば太る原因になります。
ヘルシーだからと安心せず、まずは食べる量を見直してみましょう。
失敗2 甘くアレンジしすぎて、もうスイーツになっている
ドライフルーツ、はちみつ、ナッツ、きなこ……オートミールっていろいろアレンジできて楽しいですよね。
でも、トッピングを盛りすぎるとカロリーも糖質もオーバーしてしまいます。知らず知らずのうちに「ダイエット飯」じゃなく「高カロリーデザート」になっていることも。
甘く楽しみたいときこそ、トッピングは“ちょい足し”くらいがちょうどいいかもしれません。
失敗3 「ちゃんと1食置き換えてるのに!」…他で食べている
「朝ごはんはオートミールにしたし、夜は少しくらい食べても大丈夫でしょ」そんな油断が、ダイエットを遠ざけてしまうこともあります。
たとえ1食をヘルシーにしても、他の食事で食べすぎてしまえば、ダイエット効果は得られにくくなります。
オートミールだけに頼らず、1日を通した食事のバランスを意識することが大切です。
監修者プロフィール
健康検定協会理事長
望月 理恵子
株式会社Luce代表取締役、管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、小田原銀座クリニック栄養顧問、日本臨床栄養協会評議員。サプリメント・ビタミンアドバイザーなど、栄養・美容学の分野で活躍。多くの方が健康情報を学ぶための健康検定協会を主宰するとともに、テレビ・雑誌などで根拠ある栄養学を提供・監修をしている。「栄養学の◯と×」、「やせる時間に食べてみた!」など著書も多数。
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた記事を、MELOS編集部が内容を精査・加筆のうえ再構成したものです。