
ウェルネスフード
2025年10月23日
アイスコーヒーとホットコーヒー、どっちがストレスにいい?最新調査で明らかに (1/2)
近年、ハラスメントや退職代行など「仕事のストレス」に関するニュースが増えています。厚生労働省のデータによれば、ストレスが原因で「心身の健康を損なっている」と感じる人は、2004年の5.0%から2024年には15.6%へと増加。20年間で約3倍にもなり、社会問題といえる状況です。
そんな中、「コーヒーがストレス緩和に効果的である」という最新調査結果が発表されました。日常的に親しまれているコーヒーが、メンタルケアの一助になるかもしれません。
コーヒーの種類と「感情の変化」の違い
味の素AGFの研究チームは、男女300人を対象に、ストレスを与える前後で「飲みたいと思うコーヒーの種類」や「飲んだ後の感情の変化」を調査。その結果、以下の心理的効果が得られることが分かりました。
以下は、調査で判明したコーヒーの種類ごとの主な効果です。
●アイスコーヒー
平常時・ストレス負荷時ともに、飲用するとリフレッシュ効果
●ホットコーヒー(エチオピア)
平常時に飲用するとリラックス効果
●ホットコーヒー(深煎り)
ストレス負荷後に飲用するとリフレッシュ効果
●カフェオレ
平常時・ストレス負荷時ともに、飲用するとリラックス効果
「気分に合わせてコーヒーの種類を選ぶ」ことが、メンタルケアの新習慣として注目されそうです。
次:味の素AGF開発研究所のコメント
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