腕立て伏せ50回はすごい?続ける効果とできない人向けの鍛え方 (1/4)
毎日「腕立て伏せ50回」を続けると、どんな効果があるのか?
理学療法士でパーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さん監修のもと、腕立て伏せ50回で得られる効果、毎日続けたときの体の変化、50回できるようになる練習方法、注意点までわかりやすく解説します。
フォームのコツも紹介するので、初心者でもムリなく取り組めます!ぜひチャレンジしてみてください。
腕立て伏せ50回の効果
腕立て伏せを50回こなせるようになると、胸や腕だけでなく、姿勢や体の軽さにも変化が出てきます。見た目・体力・体調の3つの面から、期待できる効果を解説します。
胸筋が引き締まり上半身の厚みが出る

腕立て伏せは、大胸筋を中心に上半身の前側を広く使うトレーニングです。続けるうちに胸まわりが引き締まり、Tシャツ越しのシルエットにメリハリが出てきます。
肩まわりも安定しやすくなり、いわゆる「胸板が厚い」印象に近づきます。
腕(上腕三頭筋)が引き締まりやすくなる

腕を伸ばす動きが続くことで、二の腕の後ろ側にある上腕三頭筋がしっかり働きます。たるみやすい部分を集中的に使うため、腕まわりの輪郭がスッキリしやすくなります。
ノースリーブや半袖を着たときの見え方を変えたい人にも向いたトレーニングです。
体幹も同時に鍛えられる

▲体幹が弱いと姿勢が崩れやすく、猫背や反り腰につながります
腕立て伏せの姿勢を保つには、腹筋群や背筋群など体幹の筋肉もフル活用されます。回数を重ねるうちに、お腹まわりの安定感が増し、ぐらつきにくい体になっていきます。
体幹が強くなると、日常の立ち姿や歩き方も自然と引き締まった印象に変わります。
体脂肪の消費が増える
胸や腕、肩、体幹など上半身の筋肉を広く使うため、運動中のエネルギー消費が高まりやすくなります。継続すると代謝が上向き、体が引き締まりやすい状態が整っていきます。
食事管理や有酸素運動と組み合わせれば、ダイエットの手応えも感じやすくなります。
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腕立て伏せを毎日30回続けるとどうなる?効果・注意点・正しいやり方を専門家が解説







