3kmジョギングで体はどう変わる?脂肪燃焼と引き締めを実感しやすい距離【医師監修】
1kmジョギングが習慣になってきたら、次に気になるのが「3km」です。実は3kmは、脂肪燃焼・体型変化・体力向上を最も実感しやすい距離とされています。
スポーツドクター・スポーツ整形外科医の樋口 直彦先生監修のもと、3kmジョギングで起こる体の変化と、無理なく続ける走り方を解説します。
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3kmジョギングで起こる「3つの変化」
3kmを続けることで、体脂肪の使われ方や体力、見た目に少しずつ変化が現れます。
脂肪がエネルギーとして使われやすくなる
3kmは時間にすると約20分です。この頃から体は脂肪をエネルギー源として使いやすい状態に入ります。
有酸素運動を一定時間続けることで、脂質代謝が活性化することが報告されています。「お腹まわりがすっきりしてきた」「体脂肪率が落ちてきた」と感じる人が増えるのも、この距離です。
※Medicine & Science in Sports & Exercise(2018)
心肺機能が安定し、息が上がりにくくなる
3kmを継続して走れるようになると、心拍と呼吸が安定してきます。最初はきつかったペースでも、自然と余裕を感じられるようになります。
階段や坂道で息切れしにくくなるなど、日常生活の中で体力アップを実感しやすいのも特徴です。
見た目の引き締まりを実感しやすい
3kmは下半身と体幹への刺激が十分に入り、太もも・お尻・お腹まわりが引き締まりやすい距離です。体重の数値よりも、「ズボンがゆるくなった」「鏡で見たラインが変わった」と感じる人が多い傾向があります。
3kmジョギングのやり方|20分を目安に
ペース:1kmあたり6〜7分(会話できる強度)
頻度:週4〜5回が目安
呼吸:2歩吸って2歩吐くリズム
「毎回3km走らなければ」と思わず、疲れている日は1kmに落とすなど、柔軟に調整するのが長続きのコツです。
こんな人に3kmは向いている
・ダイエット目的で走りたい
・見た目の変化を実感したい
「走り慣れてきたけど、次に何km走ればいいかわからない」という人にもおすすめです。
本記事は、スポーツドクター・スポーツ整形外科医・樋口 直彦氏監修の記事内容をもとに再構成しています。毎日ジョギングの効果や、3km・5kmとの違い、朝・昼・夜の走り方については、下記の解説記事で詳しく紹介しています。
監修者プロフィール
なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック
院長 樋口 直彦 先生
帝京大学医学部卒業後、いくつかの病院で勤務し、院長を経験後、2021年1月に医療法人藍整会 なか整形外科の理事長に就任。バレーボールVリーグ「サントリーサンバーズ」のチームドクターも務める。骨折治療をはじめ関節外科、スポーツ整形外科を専門に治療。
<Edit:編集部>

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