「6月はメンタル不調になりやすい」精神科医が教える“スイッチ切り替え術”
ゴールデンウィークが終わり、次の祝日である海の日まで祝日がない6月。さらに梅雨による気圧変化や天候不順も重なり、「なんとなく気分が晴れない」「疲れが取れない」と感じる人が増える時期です。
精神科医・産業医の濱田章裕氏は、こうした“6月特有のメンタル不調”を防ぐためには、意識的な気分転換が重要だと指摘しています。
6月の不調は「自律神経の乱れ」が原因に
濱田氏によると、6月の閉塞感には主に3つの要因があるといいます。
- 環境変化によるメンタル不調
- リフレッシュ機会の不足
- 屋内生活の長期化による閉塞感
これらによって自律神経のバランスが乱れやすくなり、気分の落ち込みや疲労感につながると考えられています。
精神科医が勧める“スイッチ切り替え術”4選
濱田氏は、気分転換とは「自律神経を整えること」だと説明。そのための具体的な方法として、4つの“スイッチ切り替え術”を紹介しています。
1. 物理的に移動する
職場や自宅など、いつもの環境から離れることで、固定化された「日常モード」をリセットしやすくなります。
2. 外食を活用する
最も手軽で確実な気分転換のひとつが外食です。普段とは異なる環境に身を置くことで、自然とリフレッシュにつながるといいます。
3. 役割から離れる時間を作る
仕事や家事などの役割から一時的に離れ、「リラックスモード」に切り替える時間を意識的に確保することが大切です。
4. 五感が刺激される場所を選ぶ
味覚や香り、音楽、景色など、五感を刺激する非日常空間は気分転換に効果的とされています。濱田氏は、気分転換のための空間選びについてもアドバイスしています。
- 温かみのある照明や自然、海辺を感じられる空間
- アートや壁画など非日常感のある場所
- 日常を忘れて食事を楽しめる空間

こうした環境は自律神経を整え、コミュニケーションの活性化やストレス軽減につながる可能性があるとしています。
「頑張る」より「意図的に休む」が大切
6月は祝日がなく、梅雨による気圧変化も重なることで、知らず知らずのうちにストレスをため込みやすい季節です。
専門家は、気力や根性で乗り切ろうとするのではなく、「休む理由を意図的につくること」が重要だと指摘します。
忙しい時期だからこそ、あえて日常から少し離れ、自律神経を整える時間を持つことが、心身のコンディション維持につながりそうです。
<Edit:編集部>
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