インタビュー
2017年10月5日

「アームレスリングで引き締まった。私らしい身体作りができているのが楽しい」。アップアップガールズ(仮)・森咲樹(後編) (2/2)

今回は大会当日のスケジュールですね。その日は朝からTIFでライヴをやって、(お台場から)味の素スタジアムに移動して、ももクロ(ももいろクローバーZ)さんの野外イベントでライヴをやって、また戻ってアームレスリング大会という感じだったので、無理のないスケジュールを考えなきゃなって思いました(笑)。

―結果として、この大会では一度も勝てなかったわけですが……。

そうなんです。すごく悔しかったし、こんな自分ダメだなと思っていたんですけど、周りから「頑張ってる森ティから元気もらったよ」とか「負けても主役は森ティだったよ」とか言ってもらえて。私はアップアップガールズ(仮)の歌姫でもなければ、ダンス・リーダーでもなければ、センターでもないので、目立つポジションにいることはないんですね。でも、アームレスリングは唯一主役になれる場所なんです。アームレスリングを通して、たくさんの人に勇気や元気を与えることができつつ、キラキラした自分になれるというのは、素晴らしい、ありがたい場所だなと思いました。これからも頑張ろうというモチベーションになりましたね。

▲今年のTIFでは一勝もできず……

―今後もますます鍛えていく、ということですね。

そうですね。やっぱりアームレスリングは、“アイドル森咲樹”としても、一人の人間としても自分を変えてくれたものなので、筋肉がついちゃうからと恥ずかしがらずに、自分のアイデンティティだと思って頑張ろうと思います。

―自分の身体を鍛えることに対するおもしろさは感じますか?

自分がどんどん強くなっていくというおもしろさはもちろんあります。あと、たぶん5年前と比べると身体が全然違うんですよ。すごく引き締まりました。“アイドルといえば華奢な女の子”みたいなイメージがありますけど、それとは違う私らしいアイドルの身体作りが進んでいる気がするので、それはいつも楽しいです。

―アームレスリング大会に出る他のアイドルたちの目標にもなっています。

なぜか今アイドル界でアームレスリングが流行っていて、鍛えているアイドルとか、私と試合をしたいという子がけっこういるんですよ。身近でいうと、妹分グループであるアップアップガールズ(2)の高萩(千夏)は、本当にトレーニングに集中したら、私より強くなりそうな素質の持ち主なんです。でも、誰にも下克上されないように、「アームレスリングのクイーンはやっぱり森咲樹だよね」と思ってもらえるように、これからも挑んでいきたいなと思います。

▼前編はこちら

「筋肉質な腕を見せるのが恥ずかしかったけど、今ではアームレスリングが私のアイデンティティ」。アップアップガールズ(仮)・森咲樹(前編) | ビューティ, トレーニング×スポーツ『MELOS』

[プロフィール]
森咲樹(もり・さき)
5人組アイドルグループ、アップアップガールズ(仮)のメンバー。1993年10月12日生まれ。静岡県出身。2004年に「ハロプロ エッグ オーディション2004」に合格し、ハロー!プロジェクトの研修生「ハロプロエッグ」のメンバーに。2011年に結成の「アップフロントガールズ(仮)」(のちに「アップアップガールズ(仮)」)へ改名)へ加入。富士山山頂でのライブや、ハワイのホノルル駅伝を完走後に野外ライブを行うなど、ハードなパフォーマンスが特徴の“アスリートアイドル”として活躍中。趣味は筋トレ、フランス語、エッフェル塔グッズ集め、アイドル鑑賞。T-Palette Records感謝祭で大会3連覇を遂げたアイドル界のアームレスリング・クイーン。11月5日には5人体制となって初の単独ライブ、ライブハウスツアー 『KA-Re:START』をShibuya CLUB QUATTROを皮切りに大阪名古屋と開催する。
【森咲樹Twitterアカウント】@mori_saki1012
【アップアップガールズ(仮)公式サイト】http://www.upupgirlskakkokari.com/
【アップアップガールズ(仮)Twitterアカウント】@upupgirls-official
【アップアップガールズ(仮)Facebookページ】https://www.facebook.com/upupgirlskakkokari/
【アップアップガールズ(仮)公式情報ブログ】https://ameblo.jp/upfront-girls/

<Text:大久保徹/Photo:辰根東醐>

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