ライフスタイル
2025年2月5日

リンスは長く置いても意味なし!つけ置き時間は「すぐ流す」が正解 (2/2)

リンス、コンディショナー、トリートメント…何が違う? それぞれの役割とは

佐々木さん:では、リンスとコンディショナー、トリートメントは、それぞれどのような役割があるのでしょうか。

リンス

リンスは、髪表面のキューティクルをコーティングし、髪のツヤを出し、指通りをよくする働きがあります。

コンディショナー

実は、リンスとコンディショナーは、明確な定義の違いがありません。

リンスとコンディショナーは同じものだという説や、リンスとトリートメントの中間にあたるのがコンディショナーだという説があります。実際に、各メーカーによって、使い方も少しずつ違います。

つけ置き時間が必要なものも、必要のないものも混在しています。自分の使っている商品のパッケージをよく読んで確認しましょう。

トリートメント

トリートメントは、髪の内部に浸透することで、必要な油分と水分を補う働きがあります。そのため、トリートメントは、少し時間を置くとより効果的です。

リンス(コンディショナー)の正しい使い方

佐々木さん:リンスを使う上で、注意しておきたいポイントが3つあります。

1、シャンプーが残っていないか?

リンスは髪表面をコーティングする働きがあります。シャンプーの成分が髪に残っていると、リンスの効果は半減するとともに、地肌を傷める原因にもなります。

2、リンスは毛先からつけていき、地肌にはつけない

リンスの成分は、傷んだ毛先を滑らかにする働きがあるけれど、地肌には必要のないもの。むしろ、つけたままだと、頭皮のベタつきや痒み、抜け毛などのトラブルにつながることも。

なるべく地肌につかないよう、毛先を中心に、もみ込むようになじませましょう。

3、流す時は、地肌にシャワーを当てる

シャワーを頭の上からかけたり、髪をかきわけたりして流して、地肌にリンスの油分が残らないように気を付けましょう。余分な油分が残っていると、髪にも頭皮にもトラブルの原因になります。

ヌルヌルした手触りがなくなるまで、しっかり洗い流すことが大切です。

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毎日使うヘアケア商品、この先も使うことを考えると、いま知っておけて本当に良かった……。

正しいリンス(コンディショナー)の扱い方をマスターして、毎日快適で心地よい髪の毛に整えていきたいです。

監修者プロフィール

佐々木純一

DAMIA by U-REALM 代表
美容師・スタイリスト

<Edit:編集部>

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