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2025年4月1日

実証!顔のうぶ毛ケア“ビフォーアフター”、驚きの変化[医師監修]

春は入学、就職、異動など、新しい出会いが待っているシーズン。第一印象を良くしたいけれど、メイクの仕方を変えるだけでは物足りないと感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、放置しがちな顔のうぶ毛が、素肌の印象を大きく左右していることをご存知ですか?

野村皮膚科医院院長の野村有子先生に、うぶ毛ケアと美肌の意外な関係性について詳しく伺いました。

顔のうぶ毛を放置すると、顔色がくすんで見える?

顔のうぶ毛を剃ることと、スキンケアは一見関係のないように見えますが、実は密接なつながりがあります。

野村皮膚科医院院長・医学博士の野村有子先生は、「顔のうぶ毛を剃ることで、肌が明るく見える効果があります。これは、黒いうぶ毛が取り除かれることで、肌本来の色が現れるためです。さらに古くなった余分な角質も一緒に取り除かれることで、肌のざらつきやゴワつきも取り除かれ、キメが整います。また、うぶ毛がなくなることで、ファンデーションを均一に塗り広げやすくなり、肌に透明感が出て、全体的な肌の印象を改善する効果があります。ただし、適切な方法で行い、アフターケアも忘れずに行いましょう」とコメントしています。

特に要注意!見逃しがちな「頬」のうぶ毛問題

頬は、顔が明るく見える要素として重要なパーツです。目・鼻・口や表情は全く同じでも、頬が明るく透明感があり、ふんわりしていることでお顔全体が明るい印象に変わります。

しかし、貝印株式会社が「とくに念入りに剃るパーツ」についてアンケート調査したところ、上位の「口のまわり」61.5%、「眉まわり」16.4%に対し、「頬」は8%と、頬のうぶ毛ケアへの意識が低いことがわかりました。
※2019 年 貝印調べ 15〜24 歳の女性500 名

【実証】うぶ毛ケアをすると驚きの変化が!

野村皮膚科医院にて、20~30代の女性で、直近1年で顔のうぶ毛剃りを行っていない3名を対象にモニター試験を実施(2024年11月)。顔のうぶ毛を剃っていないときの肌状態と、音波振動カミソリ「miness bi-hada ompa L」で頬を含めた顔全体のうぶ毛を剃った後の肌状態の変化を検証しました。

検証の結果、肌のキメが整うことが確認されました。音波のチカラでうぶ毛だけでなく、優しく角質ケアができるので、頬を剃るだけで、目立つ毛穴が減って肌のキメが整います。

●肌診断機器「ロボスキンアナライザー」の結果



※3名のうち最も効果が高く表れた被験者の数値

はじめてでも安心、うぶ毛ケアの基本

貝印株式会社公式のケア方法をご紹介します。うぶ毛ケアは週1回、メイク前に行うのがおすすめです。

【準備】
• スチーマーや蒸しタオルで肌を柔らかくする
• 洗顔後、フェイスクリームを毛の流れと逆方向に塗布

【剃り方のポイント】
• クリームをそっとはがすような感覚で、優しくゆっくりと
• カミソリのヘッド全体を肌に当て、強く押し付けすぎない
• 皮膚を手で引っ張ってフラットにする「張り手」で、根本から剃る
• 頬骨付近は内側から外側へ、頬骨から下は上から下に向かって剃る

【お手入れ後】
• 濡れたタオルで顔をきれいに拭く
• 化粧水で肌を整える(できればアルコールが入っていないものがおすすめ)
• 乳液やクリームでしっかり保湿

これだけの簡単なステップで、誰でも安心して始められます。

うぶ毛のお手入れに注目の「最新美容ケアアイテム」

2025年4月1に発売予定の「miness bi-hada ompa L」は、世界最小ガードを搭載し、肌にやさしい仕様となっています。

1秒間に約100回振動する音波振動で、刃が円を描くように動くことで肌への抵抗を少なく、まるでなでるような感覚で剃ることができるので、顔の細かいうぶ毛のお手入れに最適です。

また、敏感肌の方にもやさしい剃り心地です。

監修者プロフィール

野村皮膚科医院院長 野村 有子先生

野村皮膚科医院院長・医学博士、日本専門医機構認定皮膚科専門医。1986年、慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部皮膚科教室に入局。同大学助手、神奈川県警友会けいゆう病院皮膚科勤務を経て、98年、横浜市に野村皮膚科医院を開業。「一人ひとりの患者を大切にし、最高の医療を提供する」という医療理念のもとに、あらゆる皮膚疾患について丁寧に説明をし、治療からスキンケアにいたるまできめ細かな指導を行っている。

<Edit:編集部>