【具体例あり】会社やめたいけど次が決まってない!転職が怖い、不安なとき「勇気をもって踏み出す」方法 (3/4)
ステップ1 やりたいこと、なりたい姿を30個出す
まず、自分のやりたいことやなりたい姿を30個書いてみてください。なんでもOKです。
火星に行きたい、地球の中心を見てみたい、アラブの石油王になりたいなど非現実的なものでも大丈夫です。
ステップ2 現状的にできそうなものを10個選ぶ
書き終わったら、現実世界で実行できそうなものを10個ピックアップしてください。
ステップ3 10個を順位づけし、上位2つを選ぶ
それができたら、10個に順位づけをし、上位2個をピックアップしてください。これが、いまあなたが望んでいることです。
この2個を達成するために集中することが、自分の願望を実現するカギとなるはずです。
次が決まっていないのに退職するメリット・デメリット
この記事を読んでいるということは、次が決まっていないものの早く退職したい! と煮詰まっている人も多いでしょう。
ここでは、次が決まっていないうちに退職するメリットとデメリットを見ていきましょう。
先に退職するメリットは「背水の陣」
決まっていないのに転職することは、自ら背中の扉を閉めることです。もう後戻りできない状況を自ら作り出し、前進に集中できます。
次の会社の面接がダメだったから、いまの会社に留まろうということができません。“なにがなんでも”という思考を強くできます。
ただ注意が必要なのは、どんな状況になろうと肯定的解釈を忘れないことです。背中の扉が閉まっているので、あきらめの感情が出てくるとすぐに否定的解釈に侵されてしまいます。
先に退職するデメリットは「強い願望・目標がないと動けなくなる」
転職はものすごくパワーが必要です。
パワーはどこからくるのかといえば、願望です。願望が明らかでない場合は、すぐにパッションダウンしてしまいます。
カーナビと同様に、目的地が決まっていれば、道筋は複数あっても目指すところは同じです。ですが、もし目的地の入力できなければカーナビは機能せず、現在地を知らせるだけです。
そのため、やりたいことが明らかでない退職はデメリットが多くなるでしょう。
次が決まってなくても辞めたほうがいい会社とは
理念がない会社です。私はそう考えます。
理念とは“本来あるべき姿”です。理念は非常に重要で、業務における判断選択をする際、よりどころとなる考え方です。
これがなければ、海図のない海を社員が勝手に航海しているようなものです。
もし海で迷っても、コンパスと海図があれば目的地は見えています。判断に迷ったときは理念に立ち返れば良いという導きになります。
理念が社員に知られていない、押しつけになっているパターンも
立派な理念はあるものの、お飾りになってしまっている会社も残念です。理念が社員に浸透していなければ、何を目指して働いているのか分からなくなってしまいます。
社長や役員は、社員は自分の利益のために働いていると解釈し、社員側も上層部の利益のために働いていると感じてしまいます。これでは仕事のモチベーションも上がりません。
私が考える、会社を辞めたほうがいいサイン
体に何らかの症状が出ている場合は、退職を検討するサインなのではないでしょうか。
メンタルが体に及ぼす影響は計り知れないものがあります。症状も多彩で、私の専門である舌痛症もそのひとつです。舌が焼けるように痛くなったり、ヒリヒリ、ぴりぴりするのです。
ほか、胃が痛い、体が重い、なにかやる気が出ない、心臓のドキドキが止まらない、頭痛、腰痛があるなども挙げられます。
ストレスや思い通りになっていないことがあると、体は症状を出してきます。実際に胃潰瘍などの病気を作ってしまう場合もありますが、症状があるのに病院で調べても原因不明ということも多く見られます。それは、その方の抱えている大なり小なりの“不幸”が原因と思われます。
その“不幸”の原因が仕事や会社にあるとすれば、辞める選択も浮かんできます。