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「反対意見は必ず出てくる」。社内運動会を成功させる3つのポイントとは

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 社内のコミュニケーションを活性化させ、強い絆を生み出す社内運動会。課題解決に向けた取り組みとして、多くの企業や団体で実施されています。しかし社内運動会を成功させ、より大きなメリットを得るためには、やはり注意すべき点があるようです。数多くの社内運動会をプロデュースしてきた米司隆明さんに、覚えておくべきポイントを3つ伺いました。

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ポイント1:まずは基本事項を決める

「社内運動会に参加した場合、それはオフなのか勤務としての扱いなのか。もし怪我してしまった場合に労災はおりるのか、保険はどうするのか。あるいは社員だけでなく家族も呼んでいいのかなど、事前に決めておくべきことは山ほどあります。こうした足元が固まっていないと、企画ばかりが先走って失敗しかねません。また、怪我などトラブルが起きた場合、後になって問題が大きくなってしまう可能性もあるでしょう。社内運動会を開催するなら、まずこうした基本事項を決め、それから会場探しなど具体的な動きを進めることが大切です」

 社内運動会の開催までには、平均して3か月ほど準備期間を設けるケースが多いとのこと。その間には会場探しや参加の呼びかけなどはもちろん、安全に楽しみ、より効果的な運動会にするための下準備が行われるようです。

ポイント2:反対意見は必ず出てくる

「いくら社内運動会が企業にとって多くのメリットがあるといっても、最初からやりたいという人はいません。必ず、いろんな反対意見が出てくるでしょう。社内運動会を開催するなら、どれだけ反対されても、めげずに多くの人を巻き込むべきです。運動会って、意外と人気ないんですよね。もちろん実際には非常に盛り上がるんですが、やっぱり参加してみなければ分かりませんから。人が集まらないなら、集めるための工夫が必要。たとえば景品を設けたり、子連れで参加しやすいようなキッズコーナーを作ったり。大企業なら、社長や会長が参加するというだけでも魅力に感じられるかもしれません。そのうえで、できるだけ多くの人に参加してもらえるよう周知に努めます。社内広告や社内CMなど、できる手を尽くすわけです」

 確かに大人になると、子どものように運動会と聞いてワクワクする方は少ないかもしれません。とはいえ参加者がいなければ成り立ちませんし、より大きな効果を得るには、できるだけ多くの方に参加してもらう必要があります。もちろん土日祝日の開催ともなれば、強制的に呼びかけるのは避けるべきとのこと。だからこそ、どうやって興味を引き出すのかが求められるようです。

ポイント3:当日は役職など関係なく童心に返って楽しむ

「せっかく社内運動会を開催するなら、とにかく楽しむことです。大人だからとか、上司・先輩だとか関係なく童心に返りましょう。子どもになったと思って、全力で楽しむんですよ。そのためには、役員こそ率先して身体を張ること。たとえば社長が仮装して出てきたら、それだけで盛り上がります。上に立つ人こそ思いきり楽しんで、どんどん参加者を巻き込んでいきましょう。いわゆる“お偉いさん”だけのチームなんて、作ってはいけません。部署間の団結が目的といった場合は別として、役職や部署はごちゃ混ぜにすることをオススメします。もちろん私たちは目的にわせた最良のチーム分けもアドバイスしますので、分からないことは聞いてください。一緒に最高の社内運動会を実現させましょう」

 話を聞いているうちに、小学生の頃に経験した運動会での団結感を思い出しました。そこでは学年という壁などなく、応援も競技もすべてが全力。だからこそ勝ち負けに限らず、終了後はなんともいえない達成感や充実感が得られました。運動会を通じて、友達が増えた人だっているかもしれません。これは社会人も同じ。会社組織にある上下関係を取り払い、1人1人が子どものように純粋な気持ちで運動会を楽しむからこそ、社内運動会は企業にとって最大のメリットを与えてくれるのかもしれません。

▼運動会屋
http://www.udkya.com/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text & Photo:三河賢文>

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