ライフスタイル
2025年5月10日

子どもの「学校行きたくない」対処法を、朝食視点で考えてみる (2/2)

親も朝は忙しい! 「出すだけ食材」でもOK

朝食は重要ですが、毎朝準備するのは大変なので、“出すだけ食材”でもOK!

3大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質を意識したメニュー例として「パン、チーズ、トマト」でもよいのです。

さらに簡単にして、「パン、6Pチーズ、ミニトマト」を出すだけでも。いつもの朝ごはんにプラスで足してみるのもよいですね。

子どもに「役割」を与えるとスムーズに

朝ごはんの時に子どもにお手伝いしてもらうのもおすすめです。

たとえば先述した6Pチーズは個包装なので、それを配る役割を与えるなど。席についてから朝食に手を付けるまでの時間が大幅に減少したという研究結果も出ており(※)、朝食に対して意欲が高まったことがわかります。

※実証実験の詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150134.html

プロフィール

古谷彰子

愛国学園短期大学 准教授、博士(理学)、管理栄養士、フードスペシャリスト等の資格を生かし、2018年に個人事業主ChronoManageを開業。2023年より現職。早稲田大学 創新研究機構 招聘研究員、 (株)アスリートフードマイスター 認定講師、発酵料理士協会特別講師としても勤務する。「時間」という観点から、医学・栄養学・調理学の領域にアプローチすることを専門とし、科学的根拠を基にしたライフスタイルへのアドバイス、時間栄養学的栄養指導、実体験を基にした食育活動や講演活動、料理教室も開催中。現場を通じて得た問題点をもとに、ヒトを用いた臨床試験、官能評価、アンケート調査を行うことを得意とする。企業の商品開発や、マーケティングに役立たせることが出来ると好評を博している。メディア出演、連載、著書多数。

・公式サイト 
https://chronomanage.com/
https://www.aikoku-jc.ac.jp/course/subject/

<Edit:編集部>

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