ライフスタイル
2024年7月1日
子どもの脳の発達を促す「ビジョントレーニング」のやり方 (2/2)
2倍速・3倍速の動画を見せるのは逆効果!
このように聞くと、「それならば、さっそく2倍速・3倍速の動画を見せよう」などと考える親御さんがいらっしゃるかもしれません。
しかし、それはおすすめしません。
アメリカ小児科学会ではタブレットPCについて、「2歳までは見せない方がよく、2~5歳でも1時間までに制限したほうがよい」と発表しています。
理由としては、言葉の発達の遅れに関係するためとしています。
また、寝る前にテレビやタブレットPCを使っていると、寝つけなくなって生活リズムの乱れにつながります。
遊んでいるときにテレビを背後で流しているのも、集中できなくなり注意力を低下させます。そのため動画ではなく、フラッシュカードを用いて喋りながら行う方がよいでしょう。
ゴールデンエイジ期のビジョントレーニングはオススメ
「ビジョントレーニングは、脳を育てる」といっても過言ではありません。とくに小さい時期に有効ですので、ぜひお子さんに試してみてはいかがでしょうか。
執筆者プロフィール
赤堀達也(あかほり・たつや)
1975年生まれ。静岡県出身。小中学校・大学でバスケを指導し、小・大で全国出場、公立中学で県Best4 に入るなどの実績を残す。最高は全国準優勝。選手育成は独創的理論による論理的指導で行い、新体力テストが最低水準校で県大会優勝、高校時代に日の目を見ない大学の選手で東海1部に昇格した。また幼児・高校の体育も行い、全年齢の子どもに携わる。現在は群馬医療福祉大学で教鞭を執り、幼児の体育・健康の授業や研究を行っている。また学校における働き方改革の部活動問題の解決に向け、社会体育クラブを設立・活動している。
【HP】 https://mt-a.jimdo.com
<Text:赤堀達也>
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