インタビュー
2018年9月26日
GoPro創業者兼CEOが語る、GoPro×スポーツ×ビジネスの素敵な三角関係 (3/3)
東京オリンピックでも活躍!?
HERO7 Blackはライブストリーミングにも対応しました。GoProシリーズで初となる機能です。Facebook、Twitch、YouTubeでライブ配信しながら、映像をmicro SDカードに録画し続けることができます。またオーディオの再設計によりダイナミックレンジが広がるなど、録音技術も進化しています。前述のHyperSmoothも含めたこれらの技術開発を目の当たりにすると、つい「2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、いくつかの競技でGoProが実況放送を担当するのではないか」などと期待も膨らみますが、ニックさんに聞いてみると「良いアイデアですね! 考えてみたいと思います」との反応でした。
日本のビジネスパーソンにも、仕事の合間にジムやフィットネスで身体を鍛えている人がたくさんいます。ニックさんの考えるスポーツと仕事の関係は、そうした人たちにも良いヒントとなりそうです。
▲製品発表会のフォトセッションでポーズをとるニックさん
ちなみに、何歳までサーフィンをし続ける考えなのでしょうか。そんな編集部の質問には、とびっきりの笑顔で“Forever!”という答えが返ってきました。まだ日本の海に入ったことはないとしつつも「東京なら1時間で海に出られて、2時間もあれば山にも行ける。サーフィンもスノーボードもできるのなら、日本で仕事をするのも良いかも知れませんね」。若々しいCEOが牽引するGoProの快進撃、この先もまだまだ続きそうです。
<Text & Photo:近藤謙太郎>