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どうしてゴルフに審判はいないのか? (1/2)

 これからゴルフを始めたいと思っている人、ゴルフを始めたばかりの人。そしてベテランだけどルールはイマイチ。そんな方々にお届けするのが、堅苦しさ一切なしの「ルールとマナー」シリーズ。読んで納得、腹落ち必至の解説でマーク金井がお届けします。2回目は「ゴルフと審判の存在」です。

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ゴルフの審判は誰がするのか

 1回目はルール本来の目的について書きました。ルールは競技するための公平性だけではなく、円滑な進行していくためにも必要なことでもあるのです。これは他のスポーツでも共通することです。しかし他のスポーツと違うことがあります。それは審判がいないということです。

 「ゴルフでは自分自身が審判」と言われています。ゴルフは基本的に審判がいません。では、なぜいないのでしょうか? 野球やテニスに比べてフィールドが広いこともあるでしょう。一組4人として、一人審判を付けるとして、組数に応じて審判が必要です。40組で40人も必要です。

 その上、競技時間も長いですから、審判を集めるのは簡単ではないことは想像できます。みなさんも会社などでコンペを開催し、参加されていることだろうと思います。その時に審判をしてくれる人を集めることはかなり難しいと思いませんか?

ゴルフのルールは判定することではない

 「ゴルフは紳士のスポーツ」という言葉を聞いたことがあると思います。「紳士だから、ルールを守る。故に審判は要らない」。僕はその件についてはノーコメントです(汗)。そもそもスポーツマンシップという言葉がありますので、ゴルフに限って紳士が多く、審判が不要という理由にはならないと思います。

 実はプロの試合や、アマチュアでも大きな試合には、野球やテニスなどの他のスポーツにとって審判に近い競技委員と呼ばれる人がいます。すべての組に競技委員がいるわけではありませんが、プロの試合でもとりわけ大きい試合には、すべての組に競技委員が1組1人つきます。

 どうして審判とよばないのか!? それはゴルフにとって審判は自分自身だからです。競技委員と呼ばれる人は、プレーヤーに判定をするわけではありません。プレーヤーがゴルフルールに基づいて判断しているか? 自分がルールをこんな解釈をして、判断についての相談をするのです。

 大きな試合になると、競技委員は、ルーラーと呼ばれる資格を持っている人のみができるようになります。これゴルフの競技の世界的な総本山R&Aと呼ばれる組織が、各国のゴルフ協会と共同でルールスクールを開催しています。日本でもJGA(日本ゴルフ協会)が、講習と試験を行っています。

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