26時のマスカレイド吉井美優「テニスはサーブがしっかり打てたときが気持ちいい」(前編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#30 (2/2)
軽いノリで入ったのでつらい練習はなかった
――テニスクラブの練習は週に何回あったんですか?
週に2回だったと思います。
――どんな練習をしていたのでしょうか。
体を動かしたいっていう軽いノリで入ったので、ただひたすら走るみたいなつらい練習はなくて。先生がトスをしたボールを打ったり、フォアハンド、バックハンドで打ち返す練習とか。あと、テニスコートにコーンをたくさん置いて、サーブで全部当てるまで打ち続けるメニューもありました。残った人は延々やり続けるんですけど、私はいつも早めに抜けていました。
――そしたら、通っていたクラブのなかでは上手な方だったんですか?
下手ではなかったと思います。ただ、すごく上手な人たちからそうでない人までいろいろいて、私はそこまで競争が激しくないコースにいたので。仲良しの小さいグループのなかでの小さな戦いに燃えてました。
――テニスをやっていて、楽しい、気持ちいいと感じるのはどんな瞬間でしたか?
サーブを決めたときですね。ラケットにボールがうまく当たる瞬間と、サービスエースで点を取ったときは、めっちゃ気持ちよかったです。ダブルスでは後衛だったんですけど、小技よりも大きくラケットを振り回すほうが好きですね。だから、ポンッて軽くラケットに当てるより、強く打つのが得意でした。
――プレイに性格が現れるんですね。
正直、細かいことは苦手なので(笑)。
関連記事:26時のマスカレイド吉井美優「愉快な仲間のおかげで嫌なことも楽しめた」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#30
[プロフィール]
吉井美優(よしい・みゆ)/26時のマスカレイド
1999年3月2日、神奈川県生まれ。2016年、読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションで結成、通称ニジマス。2019年発売のメジャーデビュー・ミニアルバム「ちゅるサマ!」はオリコンウィークリーランキングで初登場1位を獲得。テニスを小中学生時代の5年間続け、現在はその鍛えた体でグラビア活動も行い、2020年1月には『週刊プレイボーイ』の表紙を飾った。
【公式Twitter】@nijimasu_miyu
【公式Instagram】@miyu_yoshii32
<Text:森祐介/Edit:村上広大/Photo:髙橋慶佑>