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若者はどんなふうにスポーツコンテンツを楽しむ?東京2020大会で見えてきた「傾向」とは

 コロナ禍で開催が危ぶまれたものの、無事に全日程を終えた「東京オリンピック・パラリンピック(東京2020大会)」。無観客開催は異例でしたが、皆さんはこの大会にどのような印象を受けたでしょうか?

 情報・調査企業のニールセンが「スポーツコンテンツの視聴行動と意識に関する調査(Vol.5)」を実施し、結果を公表しています。

年齢が高い世代ほど、大会開催後は関心が高まる傾向

 今大会開催をめぐっては、緊急事態宣言発出中のエリアも多かっただけに、その開催是非についてさまざまな意見が飛び交いました。しかし、いざ始まってみればアスリートたちの戦いに感動した人が多かったようです。

 同社調査結果によれば、開幕とともに視聴者の意識は変化。とくに年齢が高い世代の人ほど、大会開催前と比べて興味関心が高まる傾向がみられました。

 35歳以上では、大会開催後に興味関心が高まった人はオリンピックで31%、パラリンピックでは約25%。一方、34歳以下では、オリンピックで22%、パラリンピックでは18%が開催開始後に興味関心が高まったと回答しています。

スポーツコンテンツを提供する企業にとっては課題も

 今回の調査では、若年層は年齢が高い世代と比べて、興味関心の上昇度が約10ポイントも低いことも分かりました。スポーツコンテンツを提供する企業にとっては、開催期間中に若年層の興味関心を高めることが重要課題であるようです。では、一体どのような行動が、若年層の興味関心を高める結果につながるのでしょうか?

 ヒントは、動画配信サービスの活用にありそうです。NHKは大会期間中、インターネット上で同時配信を実施。ニールセン モバイルネットビューによると、オリンピック開幕後、最初の1週間(7月23日~29日)のスマートフォンからの1日の平均利用者数は、前週と比較して、NHK PLUSが133%、TVerは26%増加したといいます。

 とくに、若年層はインターネット上でコンテンツを視聴する傾向が高く、スポーツコンテンツも同様の傾向が期待できます。

若年層が“そそられる”ポイントとは?

 同社は若年層のエンゲージメントを高めるためには、各年代の興味関心が高まるきっかけを理解することも必要だと説いています。

 若年層は、年齢が高い世代と比べて、まわりの人や自身がフォローしているインターネット上のコンテンツをきっかけに興味関心が高まることが判明。34歳以下では、28%が「友人や知人、家族との会話」をきっかけに大会への興味関心が高まったと回答しています。

 また、「SNSでの友人や知人などの投稿」や「SNSでフォローしているアスリートの投稿」、「投稿動画サイトでの検索結果」をきっかけに大会への興味関心が高まった人が、年齢が高い世代と比べて高くなった点も特徴。

 さらに、若年層ほど、競技を理解することを重要視している傾向も見られます。34歳以下は「自分がそのスポーツをしている」が19%、「ルールが分かってきたから」が14%など、単にまわりの人が観戦しているという理由で観戦する可能性は少なく、自分が見ている内容を理解することを重要視していることが分かります。

<Text:辻村>

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