2019年1月27日

『いだてん』に登場する、ひときわ熱い男たち。日本初のスポーツ同好会“天狗倶楽部”とは (2/5)

東大卒のエリートアスリート・三島弥彦(生田斗真)

▲野球の早慶戦などでも審判を務めていた三島弥彦

 『いだてん』の主人公・金栗四三とともに日本人で初めてオリンピックに出場した三島弥彦(みしま・やひこ)も天狗倶楽部のメンバーです。学習院大学卒業後に東京帝国大学に進学という超エリートでありながら、野球、ボート、柔道、スキーとスポーツも万能で、“運動会の覇王”と呼ばれていました。

▲三島弥彦を演じる生田斗真さん(Photo:Getty Images)

 ストックホルムオリンピックの代表選手を決める予選会当日、弥彦は審判員として要請があったことをきっかけに、グラウンドにやってきたそうです。ところが見ているうちにじっとしていられなくなり競技に飛び入り出場し、出場した4種目中3種目で優勝、1種目で第2位となり、日本代表選手に決定します。『いだてん』では、この三島弥彦の仲間として天狗倶楽部の面々が登場するわけですね。

 まだ大学生だった弥彦は「『かけっこ』をするために外国へ行くなんて」とずいぶん悩んだといいます。そんな弥彦を励まし、ストックホルム行きを後押ししたのが天狗倶楽部のメンバーたちでした。

次ページ:近藤公園さんが演じる「天狗倶楽部のナンバー2・中沢臨川」

1 2 3 4 5