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『いだてん』に登場する、ひときわ熱い男たち。日本初のスポーツ同好会“天狗倶楽部”とは (3/5)

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天狗倶楽部のナンバー2・中沢臨川(近藤公園)

▲スポーツはなにをやってもダメだった中沢臨川

 京浜電鉄会社の電気課長でありながらロシア文学評論家でもあった中沢臨川(なかざわ・りんせん)。スポーツは苦手だったようですが、天狗倶楽部の“頭脳”ともいえる存在だったといわれています。

 当時の日本には、誰もが使える野球場やグラウンドがなく、そのほとんどが学校や会社の持ち物でした。そこで臨川は、押川春浪とともに京浜電鉄会社の上司を説得し、東京・羽田にある京浜電鉄会社所有の土地に、1万坪のスポーツ競技場を整備したのです。この日本初のスポーツ競技場「羽田運動場」で、ストックホルムオリンピックの予選会が開催され、金栗四三と三島弥彦が代表選手に選ばれました。

 
 
 
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 この予選会でマラソンコースの準備をしたのが臨川だったのですが、金栗四三のマラソンのタイムが当時の世界記録を大幅に更新しており、距離が間違っているのでは、との疑問が浮かびます。臨川は正規には計測しておらず、地図にコンパスをあてて測定したと打ち明けますが、大会委員長である嘉納治五郎(役所広司)はこれを笑って了承したとのこと。大会にエントリーせずに飛び入り参加ができた三島弥彦のケースもありますし、今の時代では考えられないユルさですね。

 
 
 
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