フィットネス
2024年1月18日
すぐできる「内転筋」の筋力チェック!弱いとこんなデメリットも[トレーナー解説]
内ももの筋肉である「内転筋」を鍛えるトレーニングはさまざまありますが、弱いとどのようなデメリットが生じるのでしょうか。なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニックの島田トレーナーに聞いてみました。
そもそも、内転筋ってどこ?
内ももの筋肉をまとめて「内転筋群」と呼びます。
具体的には、以下の5つの筋肉で構成されており、これらの筋肉は細く、力が弱いのが特徴です。
- 大内転筋
- 長内転筋
- 短内転筋
- 薄筋
- 恥骨筋
内転筋が弱いとどうなる?
内転筋が弱いと、片足での安定性や骨盤のコントロールが難しくなり、以下のデメリットが生じる可能性が高いでしょう。
- スポーツパフォーマンスの低下
- 下肢機能障害(股関節・ひざ関節・足関節が動かせなくなる障害)
セルフチェック!あなたは内転筋を鍛えられている?
初級編
- 横向きに寝る
- 上側にある足のひざを90度にする
- 下側になっている下肢を天井方向に持ち上げる
この動きがとれれば、重力に対して自分の下肢を持ち上げることができる最低限の筋力があるということになります。
中級編
- 横向きに寝る
- 下側の肘で上半身を支えて、上側の足だけをイスの上に乗せる
- この体勢で体を床と水平にする
自分の身体を挙上させることができる、なおかつ下側の下肢を挙上できれば、機能的には高いレベルと言えるでしょう。
監修者プロフィール
なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック
主任理学療法士 島田直也
理学療法士免許取得。免許取得後、地元広島の整形外科クリニックで勤務し、トレーナー活動として中学・高校バスケ、Bリーグ、3X3premier所属チームをサポートするなどスポーツ現場での経験積む。現在は、医療法人藍整会なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニックの主任としてリハビリ業務に携わりながら、おこしやす京都ACのトレーニング/コンディショニングサポートも行っている。
<Edit:編集部>