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82歳のマラソンランナー中野陽子さんが東京マラソン、そして2020年東京五輪で目指すもの【特別インタビュー】 (3/4)

「子どもの頃、マラソン大会でトップになったことはありません」

——食事面では何か気をつけていることはありますか?

「特に特別なことはしていませんが、強いて言えば肉、魚、野菜と好き嫌いせず、まんべんなく食べることかな。メインは魚料理が多いですが、マラソンを始めてからは、お肉を食べることが増えましたね。あと、お豆腐とか豆類が好き。味噌汁は必ずつけるし、豆乳も飲んでいます。白米には麦を少し入れて。マラソンの大会が近づくと、お昼にパスタを食べるようにしています。大会当日の朝食は、お餅をふたつほど。野菜が一緒に摂れるので、お雑煮にして食べることが多いですね」

——カロリー計算などはしていますか?

「いいえ、全くしません。あのね、本当に特別なことはしてないんです。パスタも、食べた方がいいって聞いたから食べているだけ(笑)。1週間前のメニューはこれで、3日前はこれとか、決めることもありません。だって、食事も練習も、あんまり必死すぎると楽しくないでしょ? 何事も、とにかく楽しくすること。だから、続けられるんです」

——マラソンに対して、「辛い」「苦しい」いうイメージを抱いている人もいると思いますが、中野さんが「楽しい」と思えるのはなぜでしょうか。

「そうですねぇ……。実は私、もともとスポーツができるわけではなかったんです。学校で開催されたマラソン大会もトップになったことはなくて。ビリにはなりたくないから、調整しながら走っているタイプでした(笑)」

——えーっ! とてもそうは思えない!

「その後20代でスキーを始めて70歳で引退し、それからマラソンに取り組みました。つまり、マラソンに対して、過去に大きな失敗体験がないんです。走ることに対して『辛いし、苦しいから嫌だ』とか考える機会がなかった。それに、若い頃にマラソンを経験していないからこそ、『昔だったらもっと走れたはず』って自分にがっかりすることもありません。この歳で始めたからこそ、『私ってこんなに走れるんだ、こんなにできることがあるんだ』って新たな発見があるのが嬉しくて。だからこそ、走ることが楽しい。そう思えるんです」

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