インタビュー
2018年2月24日

アップアップガールズ(2)吉川茉優の東京マラソン挑戦記(前編)「緊張はない。お祭りみたいな雰囲気を楽しみたいです」 (2/3)

最初は「大丈夫かな?」と心配だったのですが、トレーナーさんに「走るのに向いてる身体だから安心して」と言ってもらえたのが励みになっています。あと、練習初日に外で走ってみたら、すごく楽しかったんです。これまではウォーミングアップで走るのも嫌だったんですけれど(笑)。風が気持ち良いし、景色が変わっていくのも面白くて。東京マラソンでは、もっといろんな風景が見られると思うので、いまから楽しみです。

——現在はどのようなトレーニングに取り組んでいるんですか?

お尻を重点的に鍛えています。チューブを両足首に巻き、腰を落とした状態で足踏みしたり、つま先に重りをつけて足上げしたり。

——お尻の筋肉を鍛えると走りにどう影響するのでしょうか?

お尻の筋肉がないと、ふくらはぎに負担がかかって、長い距離を走れないらしくて。実際、走り始めた頃はふくらはぎがすごく痛くて「これは無理かも」って思ったんですけれど、鍛えていくうちに楽に走れるようになってきました。

——筋肉が付いた実感もありますか?

はい。ちょっとゴツくなっちゃったかなと見た目でも思うくらいに(笑)。でも、いまがいちばん筋肉がつく時期らしくて。このまま長い距離を走り続けていると、無駄な脂肪が減り、筋肉もシェイプアップされていくそうなので、もっと頑張りたいですね。

——現在はどのくらいの頻度で走っているんですか?

週に2回は走るようにしています。1回は自宅の周り、もう1回はジムでトレーニングした後に周辺を走るようにしていて。最初は5km走っただけでヘロヘロだったんですけれど、徐々に体の使い方がわかってきたせいか10km走ってもそこまで疲れなくなりました。

——徐々にトレーニングの成果を感じているわけですね。これまで走った中での最長距離はどれくらいなんですか?

20kmですね。でも、最後の2、3kmはめちゃくちゃきつくて。何度も立ち止まりたいと思ったんですけれど、自分で20kmを完走すると目標設定していたので、なんとか頑張って走り抜きました。

——そのくらいの距離になると、メンタルも重要な要素になりそうです。

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