
ブルガリアンスクワットの正しいやり方|どこに効く?効果と回数、NG動作
ブルガリアンスクワットは、下半身を集中的に鍛える最強の筋トレ。とくに太ももやお尻に効果的です。しかし、正しいフォームで行わないと効果が半減したり、ケガの原因にもなります。
この記事では、ブルガリアンスクワットの正しいやり方や、どこに効くのか、さらに効果的な回数やセット数、避けるべきNG動作について解説します。
ブルガリアンスクワットの正しいやり方
1.イスから60~90cm離れ、後ろ向きで立つ
2.イスに足先か足の甲を乗せ、反対側の脚は前に出す
3.背筋を伸ばし、ゆっくりと前方の脚を曲げていく
4.90度まで曲げたら、元の姿勢に戻す
スクワット同様、膝はつま先より前に出さない
片足ずつ15回行いましょう。両足を1セットとし、3セット繰り返します。
動作がふらつくときは「お腹に力を入れる」
体がぐらぐらするときは、腹筋に力を入れて体軸をキープします。腹筋も鍛える効果が期待できるので、一石二鳥ですね。
ブルガリアンスクワットはどこに効く?
ブルガリアンスクワットは、下半身の筋肉を鍛えることができます。
- 大臀筋、中臀筋(お尻)
- 大腿四頭筋(太もも)
- ハムストリングス(裏もも)
- 内転筋(内もも)
ブルガリアンスクワットの効果
筋肉を効率よく鍛え、基礎代謝アップが期待できる
全身の筋肉の約6割は下半身にあります。大きな筋肉を重点的に鍛えるとエネルギーの消費が多くなるので、基礎代謝アップも期待できるメニューです。
これらのことから、ブルガリアンスクワットは最強の下半身筋トレと言えます。
こんな動作は効かない! ブルガリアンスクワットのNG動作
足の開きが小さいと、お尻ではなく太ももの前側にばかり効いてしまうので注意!
また、以下のポイントを守るようにしましょう。
- 頭から腰までまっすぐになるよう意識する(前のめりにならない)
- つま先は膝と同じ方向にする
- 膝は内側に入れない
慣れてきたら「ダンベルブルガリアンスクワット」に挑戦!
ブルガリアンスクワットは自重でも充分強度がある筋トレですが、慣れて動作が楽になってきた場合、負荷を高める必要があります。
その場合、ダンベルを用いた「ダンベルブルガリアンスクワット」にチャレンジしましょう。
ダンベルブルガリアンスクワットのやり方
ダンベルの重さは、10回で限界になる重量に設定します。
1.イスに片足のつま先を乗せ、やや前傾姿勢になる
2.足を少し広めに開きながら腰を落としていく
3.体を上げて元の姿勢に戻る
4.反対側も行う
左右 各10回×3セット行いましょう。
監修・トレーニング指導
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
出演者プロフィール
MIHO(みほ)
市民アスリート。トライアスロン、トレイルランニング、マラソン、スパルタンレース、筋トレが大好き。フルマラソン自己ベストは3時間0分18秒。1児の母。
■ Instagramアカウント → @mip0000
<Text:MELOS編集部>