
フィットネス
2025年10月3日
元自衛官トレーナーが厳選【最速で体脂肪を落とす】宅トレ3メニューはこれだ! (1/2)
海上自衛隊で10年従事し、現在はパーソナルトレーナーとして活躍する深澤 智也さんに「最速で体脂肪を落とすトレーニング」を厳選してもらいました。
軍隊仕込みの効率的なトレーニングメソッドをもとに、初心者でもすぐに取り組める自宅でできるトレーニングメニューです。
体脂肪が思うように落ちない…そんな悩みを持った人、効率よく脂肪を燃やしたい人はぜひチャレンジしてみてください!
体脂肪を最速で落とす鍵は「代謝効率アップ」
体脂肪を落とすうえで大切なのは、ただカロリーを消費することではありません。効率よく代謝を回すことが最速で結果につながります。
代謝効率アップの鍵1:糖と脂質を同時に使い、燃焼効率を上げる
人の身体は「糖」と「脂質」からエネルギーを得ています。どちらか一方に偏ると、脂肪燃焼は思うように進みません。
筋肉を高強度で可動域を広く使うことで「糖代謝」が促され、エネルギーを素早く供給できます。さらに心拍数を上げて動きを続けることで、「脂質代謝」も働き始めます。
このように「強度」と「持続」を両立させるトレーニングを行うことで、糖と脂質の両方がエネルギー源として活用され、効率よく脂肪燃焼を進められるのです。
代謝効率アップの鍵2:運動後も燃え続ける「アフターバーン効果」を狙う
強度の高いトレーニングを行うと、運動を終えたあとも代謝が高い状態がしばらく続きます。これがアフターバーン効果(EPOC:運動後過剰酸素消費量)と呼ばれるものです。休んでいる間もエネルギー消費が続くため、効率よく体脂肪を減らせるのが大きな魅力です。
アフターバーン効果は筋トレ全般でも起こりますが、特に顕著なのが強度の高い「Met-Con(メトコン)と「HIIT(ヒート)」です。
種目 | 特徴 |
Met-Con | 複数の動作を組み合わせて心拍数を上げ続けるため、筋力+心肺に強い負荷がかかり、EPOCが長時間持続しやすい |
HIIT | 全力運動と休息を短時間で繰り返すため、酸素不足を強く作り出し、回復過程で大量のエネルギーを消費する |
アフターバーン効果は運動の強度や実施時間によって変わりますが、24時間〜長ければ72時間まで続くとされ、高強度の運動ほど長くなります。
次:「体脂肪を最速で落とす3メニュー」はこれだ!
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