フィットネス
2018年7月5日

理系男子、朝から泳ぐ。初心者のためのスイムトレーニング│あなたのトライアスロン“初挑戦”を応援します! #3 (3/3)

疲労なんて感じない。完走に向けてモチベーションアップ!

 その後もドリル練習を続け、次は100メートルを4回繰り返すスイムトレーニング。一本4分40秒で泳ぐというノルマ付き! 岩渕さんは50メートル泳いで休憩、50メートル泳いで休憩、という特別メニューでしたが、本当に疲れそう……。

▲怒涛のスイムタイム。これでぶつからないんだからすごい

 ノルマ付きスイムを終えたら、今度は両脚の間にプルブイを挟んでのスイム。実際のレースではウェットスーツを着ることで体が浮きやすくなるので、ウェットスーツ着用を想定して泳ぎます。さらに、プルブイを挟むことで必然的にバタ足ができなくなり、腕の力をより発揮しなければなりません。岩渕さん、何度もストロークのフォームを教えてもらった成果が出ていますね! コーチからも、初めに比べるとフォームもスピードもとても良くなったとお褒めの言葉をいただきました。

▲両足でプルを挟み、手の力で前へ。フォームが安定してきました

 約1時間半のトレーニングはこれにて終了。みなさん、ほぼ休みなく泳ぎ続けていました。これは岩渕さんもヘロヘロのふにゃふにゃかと思いきや、「今は案外スッキリしていて、むしろいつもより冴えているような気がする」と、変わらずシャキッとしています。トレーニング後も普段通りお仕事ということで疲れがないか聞いたところ、「問題ないと思います!」とニッコリ。

▲トレーニングを終え、「仕事もはかどりそうです!」と岩渕さん

 今のところスムーズに課題をクリアしてきている岩渕さん。 海でもプールでも「1人ではなかった」ことがやる気の原動力になったといいます。「トライアスロンは個人で臨む競技ですが、こうしてがんばっている方々と一緒に練習できるとモチベーションが上がります。もっとがんばろうと思えました」とのこと。すごい、すごすぎる……。トレーニングを積み重ねることで、どんどんタフになってきているのかもしれませんね。さて、次回はバイクトレーニング! どんな漕ぎっぷりを見せてくれるのか、楽しみです。

《関連サイト》
・アスロニア
http://athlonia.com/
・第9回館山わかしおトライアスロン大会
http://tate-tra.com/

<Text&Edit:山下茜、丸山美紀(アート・サプライ)>

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