フィットネス
2024年3月27日
筋トレ「デッドリフト」の効果とやり方|重量設定、グリップの握り方、初心者向けフォーム (3/4)
デッドリフト初心者におすすめのやり方
握力が持たない人はオルタネイトグリップ方式で持つ
高重量を扱う場合、握力がなくなって動作ができなくなる人がいます。そんな時は、”オルタネイトグリップ“という握り方でバーベルを保持するようにしてみましょう。
オルタネイトグリップとは、右手は順手(バーベルを上から持つ)、左手は逆手(バーベルを下から持つ)という握り方です。もちろん逆でも構いません。
オルタネイトグリップで行うことで、バーベルが手から滑り落ちる危険性を減らすことができ、握力の低下を抑えられます。
足幅を広げて行ってもよい
お尻や太ももの裏側にある筋肉が硬いと、動作がしづらくなります。その場合は、足幅を通用より広げて行うとやりやすくなります。
両足を肩幅より広く空け、両腕を膝の内側に下ろしてバーベルの中央を握ります。
通常のデッドリフトより上半身を前傾させる角度が浅くなり、ほぼ直立したような姿勢になるため、腰や背中へかかる負荷がやや小さくなります。腰や背中に故障歴がある人や、体が硬い人にもおすすめです。
通常のデッドリフトと比べて、鍛えられる筋肉はほぼ同じですが、足を広げたほうは転筋(太ももの内側)により刺激が入りやすくなります。
ダンベルを使ったデッドリフトもおすすめ
デッドリフトに慣れていないと、バーベルを引き上げる際に膝で引っかかってしまうなど、正しいフォームが行いにくい人もいるでしょう。
そんな人は、まずダンベルでデッドリフトを行ってフォームづくりをしてみましょう。
ダンベルデッドリフトのやり方
- 肩幅に足を広げ、両手でダンベルを持つ
- 上半身を前に出し、肩を落としながら膝を曲げていく
- まっすぐ上へ押し上げ、大きく胸を張る
肩は上げない、肩甲骨まわりの動きを意識
15回×3セット行います。
ダンベルなら左右別々に動かすことができ、動作中にやりにくさを感じるバーもありません。ダンベルでフォームを習得したら、バーベルでのデッドリフトにチャレンジしてみてください。
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