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2024年5月31日
筋トレ「トレーニングベルト(パワーベルト)」の効果と使い方 (1/2)
筋トレ初心者から、「トレーニングのとき、腰につける太いベルトは買った方がいいですか?」と質問を受けることがあります。
このベルトは、パワーベルトや腰ベルトなどと言うもので、筋トレ民にとってさまざまなメリットがあります。ここではそんな「筋トレベルト」の効果やメリット&デメリット、使い方などを解説します。
筋トレ中に巻く「パワーベルト」とは?
パワーベルトとは、筋トレ中に腹部に巻くベルトを指します。着用することで、腹圧を高めて、筋トレ効果を高める効果が期待できます。
以下のように、呼び方がいくつかあります。
- トレーニングベルト
- パワーリフティングベルト
- ウェイトリフティングベルト
パワーベルトの効果とメリット
腰などの負担が軽減する
パワーベルトを着用すると、立った状態で重いモノを持ち挙げるときに、腰や背中の下部へかかる負担が軽減されます。
スクワット、デッドリフトなどを行う時、腰痛を感じる人におすすめです。
体勢が崩れるのを物理的に防ぐ
ベルトできつく腹部を締め付けることで、内部の腹圧が高まります。そのことによって腰まわりが安定し、重量の負荷に体勢が崩れることを防ぐのです。
スクワットやデッドリフトの動作説明で、「腹筋に力を入れて」「体軸をまっすぐにして」と言われますが、ベルトを巻くことで、その動作が自然に促進されるわけです。
また、頭上にモノを持ち挙げるときも(例:ショルダープレス)、背中が反りすぎないようになります。
姿勢やフォームに意識が向きやすくなる
ベルトが皮膚に触る感覚によって、以下の点に意識が向きやすくなります。
- 背中や腰の姿勢
- フォーム
正しいフォームで行うと、筋トレの効果がアップします。筋肥大を目指す人にはとても良いメリットと言えるでしょう。
最大挙上重量が大きくなる
ベルトを着用することによる、物理的効果・心理的効果から、最大挙上重量が大きくなります。つまり、より重い負荷をかけて筋トレができるようになるわけです。
トレーニングベルトのデメリットとは。着用をおすすめしないことも
主に以下の理由から、ベルト着用を勧めないトレーナーもいます。
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