インタビュー
フィットネス
2021年6月17日

「筋肉痛はプレゼント」。トレーニングは頭をリセットさせてくれる。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #2 (3/3)

筋トレは脳トレ、頭をリセットするため

―― 今フリーランスになり、忙しくて不規則な生活になりがちかもしれませんが、そういった中でも筋トレを習慣化させるポイントはどんなところにありますか?

楽しみを見つけることですね。目的意識を持つことかなと思います。あとは、筋トレすること自体がストレス解消になったら一番いいですよね。トレーナーさんがいないとなかなかできないかもしれませんが、筋トレって、筋肉を大きくしようとした時に、例えばベンチプレスだったら、限界を迎えてからの、脳内が真っ白になってからの1〜2回というのが筋肉に効いてくるじゃないですか。要するに何も考えなくていいということだと思うので、頭をリセットするためにトレーニングしているというのもあります。

筋肉のためじゃなくて脳トレといいますか、脳のために一回そこで、何も考えずに負荷をかけて、日ごろの悩みとか人間関係を忘れてウェイトを上げるっていう境地に達することができれば、いいと思います。でも2〜3か月はかかりますよね。最初は姿勢のことを考えたり、いろんなことを考えながらやってしまうと思うので。無心になるのは難しいですよね。

―― では今は、トレーニングが生活の一つになっているのですね。

完全にそうなっていますね。30歳を超えてこんな趣味に出会えるなんて、本当に筋トレに感謝しています。あの時やり始めて良かった!

《本インタビュー特集は全3回》
・【第1回】ダラダラやらない、食事は周りに影響を与えるほどこだわらない。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #1
【第3回】「筋トレは人生の趣味」。出会って、人生が変わった。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #3

[プロフィール]
青木源太(あおき・げんた)
1983年生まれ、愛知県岡崎市出身。2006年に、アナウンサーとして日本テレビへ入社。情報・バラエティ番組の出演をメインに、スポーツ実況や番組MCなども担当。2020年9月末で日本テレビを退社後、現在はレプロエンタテインメント所属のフリーアナウンサーとして活躍。趣味は筋トレ。アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」有岡大貴さんの影響でトレーニングを始め、インスタグラムなどのSNSでその鍛えられた肉体やトレーニングライフを披露している。

<Text & Edit:MELOS編集部/Photo:冨田寿一郎>

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