インタビュー
フィットネス
2022年3月10日

ダラダラやらない、食事は周りに影響を与えるほどこだわらない。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #1 (1/3)

 日々の生活に筋トレを取り入れることで充実したトレーニングライフを送っている著名人に、筋トレの魅力を訊く企画。自身の経験を振り返っていただき、筋トレが今の自分にどう影響しているかを伺います。

 元日本テレビアナウンサーで、現在フリーアナウンサーとして活躍している青木源太さん。かねてからトレーニング(筋トレ)好きを公言している青木さんに、筋トレの楽しみ方や魅力、忙しいなかでも続ける方法などを聞きました。

《本インタビュー特集は全3回》
【第2回】「筋肉痛はプレゼント」。トレーニングは頭をリセットさせてくれる。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #2
【第3回】「筋トレは人生の趣味」。出会って、人生が変わった。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #3

キッカケはテレビの企画、ラガーシャツをカッコよく着こなしたい

―― トレーニングを始めたキッカケを教えてください。

2019年に入った頃、その年にラグビーのワールドカップが開催されるということで、秋になったらラガーシャツを着る機会が多いだろうなと思いました。日テレが中継権を持っていたので。どうせ着るのだったらカッコよく着こなすために、ラグビー選手のように大きな体を目指そうという企画でトレーニングを始めました。その時に始めてよかったなあ。むしろもっと早く始めたかったなあと思います。

―― トレーニング開始前と今の体重は?

トレーニングを始める前の2019年1月時点では62kg。現在は73kgです。ビフォー写真は、初めてジムに行ったときに撮影しました。ガリガリですよね(笑)。

▲左が62kg、右が現在の青木さんで73kg(写真:本人提供)

―― 今のトレーニング状況を教えてください。

緊急事態宣言などでジムが閉まっているとき以外は、基本的にジムで週に最低2回は行っていますね。ボディメイクというよりも健康増進のためにという感じです。腹筋割りたいとか、こういう体になりたいとかではなく、体重と体脂肪を見ながらやっています。

最初始めたときはやり方がわからないので、ノウハウを知るために1年ぐらいパーソナルで教えてもらいました。今は自分の体調に合わせてできるようになってきたので、ジムに行って自分でトレーニングしています。

自宅だったら運動強度がちょっと弱まるので、マシントレーニングができないので、負荷が強いメニューがそんなにできないですね。5kgのダンベルとプッシュアップバーしか持てないので。自宅でやるときは、だいたいこれらの器具を使います。

―― 好きなトレーニングメニューは何ですか?

サイドレイズ(肩の筋肉である三角筋を主に鍛えるメニュー)ですかね。ベンチプレスとかは「えいやっ」っていう瞬発的な戦いじゃないですか。サイドレイズは、やっているとジワジワくる系なので、それがやっぱりツラいけど、そこが勝負だなと思っています。昔はベンチプレスで重いウエイトを上げるのに注力してたんですよ。

僕は筋トレを始めたときはベンチプレスの40kgが限界でした。50kgが上がらなかったです。今は70kgまで上がるようになりました。「ベンチプレスを何kg上げるか」にこだわっている時期もあったのですが、70kgは自分の体重で、それが上がるようになってきて、(ベンチプレスは)これでいいかなと思いました。自重を超えたら次の目標は100kgだと。やっぱり3ケタ上がるかというのがありますが、それをやろうとすると、本腰を入れないといけないので(笑)。今はそういう時期ではなく、ライフワークとして健康増進のために、ジムへ通っています。

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