インタビュー
2021年6月20日

「筋トレは人生の趣味」。出会って、人生が変わった。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #3 (3/3)

―― 習慣化するまでは何とかマイペースに頑張ってという感じでしょうか?

そうですね。それぞれのおもしろポイントを見つけられれば一番いいですよね。「腹筋を割りたい」というのもいいモチベーションだし、「おしゃれなトレーニングウェアでインスタに上げたい」というのもいいと思うし、人それぞれだと思いますが、習慣化できるといいですよね。

今まではわかりませんでしたが、今は街とかで筋トレしている人はわかりますね。三頭筋とかを見ればわかります。何でかってというと、普段の動きで三頭筋ってつかないんですよ。三頭筋って、そこの部位を使って重たいもの持つ人はいないです。普段の日常生活の中では出てこない動きでしか、つかない筋肉なのです。だから三頭筋がある人はトレーニングしているって、一発でわかります。

これからの夏の季節、白Tシャツ1枚をカッコよく着こなすには、三頭筋がすごく重要で、もちろんサイズにもよりますが。袖があるじゃないですか、パンパンになっていたほうが、カッコイイんですよ。だから「袖の余りは気のゆるみ」という言葉があって(笑)。格言はたくさんありますよ。昔メモしたんですが、もう忘れちゃったなあ。

トレーニングも自分なりでいいんだっていう、ジムに行ったらムキムキの人ばっかりだったとか、重いウェイトを上げないと恥ずかしいとか昔はあったのかもしれないけど、今はもうないですからね。僕なんてこんな体で、堂々と取材を受けているんだから(笑)。

―― コロナが落ち着いたら、一緒にトレーニングしたい方はいますか?

藤森さんですね。藤森さんはノせるのが上手いんですよ、やっぱり話術があるから。僕もがんばれちゃうんですよね。盛り上げてくれるので。あれはすごいなと思います。「いいよいいよ!硬い硬い!岩かなコレ!?」みたいに。「登っちゃおうかな?ロッククライミングできるよ!」みたいなことを言われた時は、僕の背中の広背筋が一番成長しましたね。

―― 最後に青木さんが目指す、トレーニング目標を教えてください。

最大の目標は続けることであり、今の筋肉量をキープすることです。大きくしようと思うとツラいですね。食生活でも周りに迷惑をかけたりや影響を与えてしまうので。今はキープするのが目標ですかね。

―― ご家族の理解があってですね。

そうですね。妻は、「楽しくやっているんだったら、一番いいんじゃない? 好きな趣味が見つかっていいね」ということを言ってくれていますね。筋トレという、本当に素晴らしい趣味に出会えてよかったです!

《本インタビュー特集は全3回》
・【第1回】ダラダラやらない、食事は周りに影響を与えるほどこだわらない。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #1
・【第2回】「筋肉痛はプレゼント」。トレーニングは頭をリセットさせてくれる。青木源太さんの“筋トレ・マイルール” #2

[プロフィール]
青木源太(あおき・げんた)
1983年生まれ、愛知県岡崎市出身。2006年に、アナウンサーとして日本テレビへ入社。情報・バラエティ番組の出演をメインに、スポーツ実況や番組MCなども担当。2020年9月末で日本テレビを退社後、現在はレプロエンタテインメント所属のフリーアナウンサーとして活躍。趣味は筋トレ。アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」有岡大貴さんの影響でトレーニングを始め、インスタグラムなどのSNSでその鍛えられた肉体やトレーニングライフを披露している。

<Text & Edit:MELOS編集部/Photo:冨田寿一郎>

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