「親父は気合と根性や言うけど科学的なことも必要やん?」亀田興毅が語る、プロテインとの付き合い方 (1/3)
日本人初となる世界三階級制覇を成し遂げた元・プロボクサーの亀田興毅さん。そんな彼が、この度、現役時代の経験を活かしてプロテインをAnyMind Groupと共同開発しました。その名も『GOD PROTEIN(ゴッドプロテイン)』。なぜプロテインを作ろうと思ったのか。どんなプロテインなのか。その誕生秘話をはじめ、現役時代の食生活、現在メインに力を入れているプロボクサーのための新しいプラットフォーム『3150FIGHT』のことなど、たっぷりお話を伺いました。
『GOD PROTEIN』はどのようにして生まれたか
『GOD PROTEIN』を作ろうと思ったきっかけは?
1年半ほど前、ボクシングジム『3150ファイトクラブ』(大阪市西成区)の会長をしていました。後進の指導にあたっているなか、より科学的な方法を模索しているときに、ちょうどプロテイン開発のお話をいただいたんです。自分がボクシングをやっていた経験から、プロテインを摂ったほうがトレーニングしたときに筋肉や体に良いことは感じていて、「こんなのがあったらいいな」という思いから「じゃあ自分らでいいものを作ってみようか」という話に。
プロテイン業界で神の領域に入るぐらい、良い成分が入っているので『GOD PROTEIN』と名付けました。
『GOD PROTEIN』の推しポイントは?
飲みやすいグレープフルーツ味
すべてのプロテインを飲んだことがあるわけじゃないので、評論家みたいに比べられないですが、『GOD PROTEIN』は飲みやすいんじゃないかなと思います。プロテインって飲みにくいイメージがあるから、そこを解消したくて、飲みやすさにはこだわりましたね。
開発中はいろいろな味を試しました。バナナ、イチゴ、キウイなど。そのなかで柑橘系がさっぱりしていて飲みやすく、一番良かったのがグレープフルーツ味なんです。プロテインの成分とブレンドしたときに、スポーツドリンクみたいな味になるんですよ。練習が終わったあとに飲んだらすごく飲みやすくて、体にも吸収されやすいと思います。
昔はプロテインって牛乳で割っていたじゃないですか。でも牛乳より水のほうが栄養が浸透・吸収しやすいんです。あと牛乳は腹に溜まるので、ボクサーとしては牛乳で割るのはキツかったですね。体を大きくしていくなら牛乳でもいいと思いますが、今は水で割って飲むのが主流だと思います。水で割ったときに一番おいしく飲めるのは何だ? というところから入っているから、「グレープフルーツ味」が一番良かった味ですね。
2023年1月に、大阪で開催した興行で試飲を出させてもらったのですが、「スポーツドリンクみたいで飲みやすい」という声はすごく多くかった印象です。意見のなかで「味に対する言及」が非常に多かったですね。
クレアチンとグルタミンを配合
『GOD PROTEIN』は、アミノ酸2種類(クレアチン、グルタミン)とビタミンが配合された“オールインワン”のプロテインです。「必須アミノ酸」は他のプロテインにも入っていますが、筋肉にエネルギーを与える「クレアチン」と筋肉を修復する「グルタミン」は必須アミノ酸ではなく、これらが入っているプロテインはほぼないと言っても過言ではありません。
飲むタイミングはあまり関係なく、練習前に飲んでもいいし練習後に飲んでもいい。練習中に“ちょこちょこ飲み”してもいい。決まりはありません。
中身のクオリティは高いですよ。安物じゃないから。安いのを求める人たちには飲んでほしくない。ちゃんと自分の体のことを思って、健康になりたいと思っている人たちに飲んでもらいたいですね。健康になろうと思ったら、ある程度自分の体に投資しないといけないですよ。健康になりたいと思っても、思ってただけじゃ無理なんです。『GOD PROTEIN』はいい成分を入れたなかではリーズナブルに出してます。だからコスパ最強です。
『GOD PROTEIN』のリリースにあたって何が一番大変だった?
こんなええもの(GOD PROTEIN)があるのに、全然記事にしてくれないのが大変ですね(笑) もっと世の中に知らしめなきゃいけないからPRが大事。開発よりも作ってからが大変です。
金をかけたら、ええもんなんかなんぼでも作れるじゃないですか。でも誰も知らんかったら、消費者にたどり着かなかったら意味がない。だからやっぱりPRが大変です(笑)
高級感のある黒色デザイン