2024年6月7日
実はNGな睡眠パターン「ふとんに入ったら5分以内に眠れる」「アラーム大音量」… (2/3)
NG3「午前中に眠くなる」
自分が十分に睡眠をとれているかを確認するために注目すべきなのは「日中の眠気」と「日中の体調やパフォーマンス」です。
わかりやすいのが「起きて4時間後の眠気と体調・パフォーマンスをチェックすること」。この時間が大事な理由は、起きて4時間後くらいは一番覚醒していなければいけない時間帯だからです。
次の3点もチェックポイントとなります。
- 朝起きたときに眠気、だるさがある
- 夜、寝落ちしてしまう
- 電車やバスで次の駅・停留所に着くまでに眠っていることがある。または飛行機の離陸前に寝てしまう
NG4「休日は朝遅くまで眠る」
慢性の睡眠不足で睡眠負債を起こしている場合、その負債を返済するためにいつもより長く眠ることは有効な手段のひとつです。
ただ、休日に寝貯めしても貯金は出来ないので、平日も睡眠時間をしっかり確保する必要があります。
また、休日の起床時刻が遅くなると夜に生理的に眠気を催す時刻も遅くなりがちです。休日、長時間眠りたいときは、体内時計のリズムを狂わせないよう、起床時刻は変えず、前夜の就寝時刻を早めるようアドバイスしています。
NG5「眠る直前までスマホを見ている」
光も睡眠の質を左右します。就寝前の1時間は脳を興奮させてはいけません。布団の中でスマホを見るのも絶対にNG。光や情報の刺激で脳が覚醒してしまうのです。
とくに青色LEDは、睡眠を促すホルモン・メラトニン生成へ悪影響が2倍になります。タブレット端末での読書は紙の読書に比べてメラトニンの分泌を20%抑え、分泌が最大3時間遅くなったという研究結果もあります。
青色LEDは照明、パソコン、スマホ、タブレット、テレビの画面などに使われているので注意しましょう。