リンゴ酢ダイエットの効果とは。本当に痩せる?やり方と飲むタイミング[医師監修] (2/4)
どれがいい? ダイエット用リンゴ酢の選び方
ダイエットとしてリンゴ酢を活用する人の多くは、市販のリンゴ酢を活用しています。そもそもリンゴ酢とは、リンゴ果汁を主原料にしたお酢で、さっぱりした風味が特徴です。
市販のリンゴ酢は、純リンゴ酢・一般的なリンゴ酢・調味されたリンゴ酢ドリンクなどの種類がありますが、ダイエット用としては純リンゴ酢・一般的なリンゴ酢がおすすめです。
▼各種リンゴ酢の違い
純リンゴ酢 | 原材料が、リンゴ果汁のみ →ダイエットにおすすめ |
一般的なリンゴ酢 | 原材料が、リンゴ果汁とアルコールのみ →ダイエットにおすすめ |
調味されたリンゴ酢ドリンク | 飲みやすいように砂糖やはちみつなどが入っている。リンゴ以外の果汁が入っていることもある |
しかし、人によっては、純リンゴ酢や一般的なリンゴ酢は酸っぱすぎるため、摂取し続けづらいということもありえます。
リンゴ酢ダイエットは継続することが大切なので、飲みづらい人は調味されたリンゴ酢ドリンクを活用すると良いでしょう。
リンゴ酢を使ったダイエットメニューの作り方
野菜がもっと美味しくなる! リンゴ酢ドレッシング
材料
- りんご酢:大さじ2
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩:小さじ1/4
- 砂糖:小さじ1/2
- 胡椒:少々
作り方
- ボウルに、リンゴ酢・塩・砂糖を入れて、軽くざらつきがなくなるまで混ぜる
- ①にオリーブオイルを入れて、よくかき混ぜて完成!
リンゴ酢の酸味が強い時は、砂糖を少しずつ加えて味を調えましょう。
爽やかでゴクゴク飲める! リンゴ酢ソーダ
材料
- リンゴ酢:大さじ1
- 炭酸水:150ml
- はちみつ:大さじ1
- 氷:適量
作り方
- グラスにリンゴ酢とはちみつを入れて、馴染むまでかき混ぜる
- ①に氷と炭酸水を入れて軽くかき混ぜたら完成!
はちみつでリンゴ酢の酸味がまろやかになり、ゴクゴク飲めます。
「リンゴ酢は腎臓に悪い」っていう噂も……デメリットはある?
1日の推奨量程度のリンゴ酢(15~30ml)であれば、腎臓に悪影響を与える心配は低いと考えて良いでしょう。
確かにリンゴ酢に含まれるカリウムの過剰摂取により、腎臓でろ過しきれず、高カリウム血症という状態になる可能性は考えられます。
しかし、リンゴ酢100mlに含まれるカリウムの量は60mg程度。
そして、1日に摂るリンゴ酢の推奨量は15~30mlなので、カリウムの量は9~18mgと少量になり、腎臓に悪い可能性は低いと考えます。
なぜこのような噂が流れたのか
「リンゴ酢に含まれるカリウムが腎臓に悪い」のではなく、「腎臓が悪いとカリウムが血液中に増加してくる」と言うのが正しいです。
どこかで原因と結果が入れ替わってしまったことで、リンゴ酢は腎臓に悪いというイメージがついてしまったのでしょう。
リンゴ酢を摂取するその他のデメリットとは
リンゴ酢を大量に長期間摂取し続けると、歯の表面を覆うエナメル質が損傷し、歯が溶ける可能性があるという報告があります。
しかし、1日大さじ1〜2杯程度を摂取している程度では、問題になることはほとんどないと考えます。
リンゴ酢のダイエット効果を詳しく解説!
リンゴ酢を摂取することで期待できる「ダイエット効果」を次ページで詳しく解説します。