2023年9月21日
ローテーターカフ(回旋筋腱板)のトレーニング&ストレッチ【プロ監修】 (2/3)
棘下筋(きょくかきん)を鍛える筋トレ
- 横向きに寝そべり、股関節と膝を曲げる
- 上の腕でダンベルを持ち、90度に曲げて力を抜く
- 肘を動かさないように天井方向へ持ち上げる
ワンポイントアドバイス
棘下筋は、肩を外側に捻る働きを持つ筋肉です。動作中に肘が動いてしまったり、上体が後ろに傾かないように気をつけましょう。
肩甲下筋のエクササイズ
- 横向きに寝そべり、股関節と膝を曲げる
- 下の腕を90度に曲げ、ダンベルを持つ
- 肘を動かさないようにダンベルを天井方向へ持ち上げる
ワンポイントアドバイス
棘下筋のエクササイズとは逆に、今度は下の手でダンベルを持ちます。
肩甲下筋は肩関節を内側に捻る働きを持っています。そのため、棘下筋と逆の動きを行うことで鍛えることが可能です。
棘下筋のトレーニングと同じように、肘を動かさないようにしましょう。
ローテーターカフを鍛えるときのポイント
トレーニングは低負荷で行う
ローテーターカフは、先ほどご紹介したように小さい筋肉です。高負荷で行うとローテーターカフではなくその表層にある筋肉を使ってしまい、刺激が少なくなります。
そのため、負荷は軽く(1~3kg程度)して、筋肉を意識しながら行うことがポイントです。
さまざまなエクササイズを行う
ローテーターカフは4つの筋肉です。そのため、エクササイズ方法もそれぞれ違うものになります。個別エクササイズを行い、まんべんなく筋肉を刺激するようにしましょう。
関連記事:肩関節のインナーマッスル「ローテーターカフ」とは。役割と鍛え方
ここからは、ローテーターカフのストレッチです。