プロテインを使ったファスティングダイエットの効果とやり方[医師監修] (2/2)
ファスティング中のプロテイン、ここに注意!
お腹がゴロゴロする人は
プロテインパウダーは水に溶けやすいように作ってあるため、空気をたくさん含んでいます。そのため、摂取後におなかが張ることがあります。
よく水に混ぜて、半日ほど置いておくと、おなかの症状が減ると思います。
酵素ドリンクと併用してもいい?
プロテインのみですと、ビタミン、ミネラルが不足します。適切なサプリメントや酵素ドリンクと併用するとよいと思います。
ファスティング中、空腹に耐えられないときはどうしたらいい?
ファスティングを開始してから16時間程度たっているなら、ファスティングの効果は出ています。そこで終了しても大丈夫です。
継続するなら、軽くナッツなどを摂取しましょう。心身にストレスが強いなら、かえって体を悪くします。無理は禁物です。
どのくらい続ければいい? ファスティングの期間
1~3日までがおすすめです。それだけで内臓を十分休めることができるからです。
よりファスティング効果を実感したい、脂肪を減らしたいという人は1週間以上行うこともありますが、その場合は専門家やプロの指導のもと行うのがよいでしょう。
ファスティング中は運動やサウナなどしてもいい?
軽い運動やサウナはいいと思います。サウナは脱水に注意しましょう。内臓を休めることが主な目的ですので、過度な運動は控えましょう。
プロテインを使ったファスティングのデメリット
プロテインのみですと、ビタミン、ミネラルが不足します。また、意外とカロリーも高いので、注意が必要です。
ファスティングを行うことで、胃腸を休め、消化に使われていたエネルギーを細胞の再生や修復のために使うことができます。
それにより胃腸の働きが整う、老廃物の排出、気分のリフレッシュ、味覚のリセット、そして痩せやすい体づくりに役立つでしょう。
執筆・監修者プロフィール
健康塾クリニック院長 鳥越勝行
日本内科認定医・日本循環専門医。健康塾クリニック院長。医師としてこれからも情熱を持って仕事をしていくために、大切なことを考えてきたときに、患者様が日常生活から健康的に楽しく生きていけるようにサポートしていきたいと思ったのです。地域の皆様が安心して生活できるように内科一般や小児科、発熱外来等の診療科を設けることはもちろん、日常生活における不安は何でも相談できる場所をつくりたいと考えました。医師として専門的なアドバイスは勿論、私自身が筋トレにずっと取り組んできたため最適な運動療法から食事療法まで日々の診療の中でお伝えし、健康づくりをサポートしていきたいと考えております。
公式サイト https://kenkoujuku-cl.com/
<Edit:編集部>