寝る前にプロテイン、どんなメリットがある?“ちょっとだけ”注意点も (1/3)
寝る前にプロテインを飲むと太るのか、睡眠に影響するのではないかといった疑問を抱えている人もいるはずです。
しかし、寝る前にプロテインを正しく摂取することで、より理想的な身体作りを目指すことができます。
本記事では、寝る前にプロテインを飲むことでのメリットについて紹介します。
寝る前にプロテインを飲むメリットとは
プロテインはトレーニング後に飲むイメージが強いですが、実は寝る前に飲むことでさまざまなメリットを受けることができます。
身体へのメリットはもちろん、メンタルヘルスにもよい影響をもたらすことも。
筋肥大をサポートする
就寝時には成長ホルモンが分泌され、タンパク質と合成されやすいため、寝る前にプロテインを飲むことで筋肥大を助けることが期待できます。
夕食に肉や魚からタンパク質を摂ることができれば問題ないですが、筋肥大を目指している場合、体重1kgあたり2gを目安に摂取しなければならず、なかなか大変です。
そのため、成長ホルモンが活発に活動している就寝前にプロテインでタンパク質を補給することで、効率よく筋肉を大きくすることが期待できます。
筋肉の疲労回復が効率よく行われる
寝る前にプロテインを摂ることで、疲労が蓄積している筋肉を効率よく回復させることが可能です。
トレーニングや運動で傷ついた筋肉は、タンパク質によって回復されます。先述したように就寝時には成長ホルモンが活発になるので、栄養の合成がスムーズに行われます。
睡眠の質が向上する
寝る前にプロテインを飲むことで、睡眠の質が高まりやすくなります。
プロテインには、睡眠の質を向上させる「トリプトファン」という必須アミノ酸が含まれています。トリプトファンは、精神を落ち着かせる「セロトニン」、別名“幸せホルモン”の材料となる栄養素です。
セロトニンが分泌されると、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の合成が行われます。
こうした理由から、夜プロテインは睡眠の質を高める効果も期待できます。