人生に疲れたときのリフレッシュ方法を、薬剤師が教えてみる (4/4)
とにかく今リフレッシュしたい! そんなときは
前述のリフレッシュ方法を試すことで、徐々に心身の疲れが回復していくでしょう。しかし、「少しずつではなく、とにかく今リフレッシュしたい!」というときもありますよね。
そんなときに今すぐできるリフレッシュ方法を紹介します。
香りを利用する
たとえば、天然アロマを利用するリラックス法は即効性が高いと言われています。嗅覚からの刺激は五感の中で唯一、大脳辺緑系に直接届くためです。
アロマの香りを嗅ぐと自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になります。それにより体の緊張がほぐれてリラックスモードに入るでしょう。
一般的に、ラベンダーやベルガモットの香りがリラックス効果をもたらすと言われています。
自然に触れる
日光浴や森林浴などで自然に触れるのもおすすめです。
10分だけでもいいので、家の周りを歩いてみましょう。ウォーキングや散歩など、有酸素運動によって気分転換をすれば、夜にぐっすり眠れるでしょう。
デジタルデトックスを行う
普段から仕事に追われていたり、頻繁にSNSのチェックをしてしまったりするという方は、デジタルデトックスもおすすめです。
スマートフォンやパソコンから距離を置き、見ない時間を作りましょう。1時間だけでもデジタル機器から離れることで、いつもとは違う時間の使い方ができ、リフレッシュできるかもしれません。
毎日忙しく過ごしているからこそ、「人生に疲れた」と思う日もありますよね。そんなときは、無理は禁物。自分に合うリフレッシュ方法で気分転換をしてくださいね。
監修・執筆者プロフィール
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。
「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-Youtubeチャンネルで簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
<Edit:編集部>