
キウイの栄養素とメリットが“ガチで”すごい!効果的な食べ方は?1日何個まで? (3/4)
グリーンキウイとゴールドキウイ、どっちがいい? 選び方のポイント
──グリーンとゴールドどちらを買うといいのかわからない人のために、こんな人はグリーン、など選び方を教えてください。
石原先生:便秘がちな人や、腸内環境をよくしようと思う人は、食物繊維の多いグリーンキウイを。美肌効果や紫外線対策として、ビタミンCをしっかりとりたい人はゴールドキウイがおすすめです。
キウイは1日に何個食べていい? 毎日食べるメリット
──キウイは1日に何個までが適量でしょうか。また毎日食べてもよいでしょうか。毎日食べた場合にはどんなメリットが考えられるでしょうか。
石原先生:何個たべても大丈夫ですが、1日1~2個でキウイの栄養素はしっかりとれます。毎日続けて食べることで、美肌、むくみ、腸内環境の改善につながります。
キウイの栄養を逃さない効果的な食べ方
──キウイを食べるタイミングに悩みます。いつ食べるのがおすすめなのでしょうか。
石原先生:食べるタイミングはいつでも構いませんが、朝に食べることで1日の活動に必要な栄養素を摂取できます。抗酸化作用の強いビタミンCを朝にとることで、日中の紫外線ダメージからお肌を守ってくれます。
夜にとるメリットとしては、寝ているときが腸のゴールデンタイムと言われているので、夜に食物繊維を摂ることで腸内環境の改善になります。
なお、タンパク質分解酵素のアクチニジンやビタミンCは、熱に弱いので生のまま食べる方がいいですね。
──キウイと一緒に食べるとよい食材はありますか?
石原先生:お肉と一緒に食べると、タンパク質分解酵素のアクチニジンがお肉の消化を助けてくれます。お肉のソースにしたり、食後にキウイを食べたりするとよいですね。
ヨーグルトと一緒に食べるのもオススメです。ヨーグルトの乳酸菌とキウイの食物繊維で腸活になります。サラダやスムージーにすれば、他の野菜の栄養素も美味しくとれて、相乗効果がありますよ。
──では、こんな食べ方はもったいない! という、キウイの栄養や味を損ねる食べ方があれば教えてください。
石原先生:加熱することと、汁ものにつけることです。カリウムやビタミンC、ビタミンB群は水溶性なので、栄養素が水分に流れでてしまうためです。たとえばフルーツポンチのようなレシピは、汁まで飲むと栄養素を逃さずいただけます。
いつが食べごろ? 見極め方と保存期間
──悩むのがキウイの食べごろです。いつもタイミングが掴めず、まだ固いままや、逆に熟しすぎて柔らかくなってしまいます。キウイの食べごろの見極め方を教えてください。
石原先生:キウイを手で包み込むように持ってみて、固すぎず、弾力があれば食べごろです。
──ちなみに、キウイは買ってからどのくらい保つでしょうか。買い置き派なので気になります。
石原先生:購入時の果実の熟度にもよりますが、冷蔵庫で1週間くらいです。