フィットネス
2024年4月30日

上腕二頭筋はどの筋トレで鍛えるのが効果的?鍛え方の極意も (2/3)

インクラインダンベルカール

1.インクラインベンチを45~60°くらいにして座り、両手にそれぞれダンベルを持ちます

2.背中をしっかり背もたれにつけ、腕はだらんと下ろします

ポイント:ダンベルを持った両手は、手のひらが正面を向くようにします

3.肘を前後に動かさないようにして、肘を曲げていきます

ポイント:このとき、背中は背もたれから離れないようにしましょう

4.しっかりと肘を曲げきったら、ゆっくりと元の位置に戻していきます

5.この動作を繰り返します

インクラインベンチを使って体を後ろに倒すことで、上腕二頭筋にストレッチがかかり、関節可動域をフルに使って動作を行うことができます。

強度が高まるので、立った姿勢よりも使用重量設定を下げて行いましょう。

ハンマーカール

1.手のひらを内側に向けて、両手にそれぞれダンベルを持ちます

2.背筋を伸ばしたまま、肘を体よりやや前に出し、ダンベルを持ち上げていきます

ポイント:親指が常に上を向いているように動作を行います

3.肘を曲げきったら、ゆっくりと元の位置に戻します

4.この動作を繰り返します

ダンベルカール同様、肘をしっかり固定したまま行いましょう。グリップの中心より上側を持つと、動作が行いやすくなります。

スクリューカール

1.両手にそれぞれダンベルを持ちます

ポイント:ダンベルのグリップの中心を持つようにしましょう。

2.手のひらが体を向くように、腕を下におろします

3.ダンベルを捻りながら持ち上げていきます

ポイント:小指が親指よりも高くなるように捻っていくイメージで持ち上げます

4.しっかりと肘を曲げきったら、捻りながら肘を伸ばしていき元の位置に戻します

5. この動作を左右交互に繰り返します

捻る動作を入れて、上腕二頭筋短頭を鍛えるエクササイズです。インクラインダンベルカールでも同様に捻りを加えることで、短頭を刺激することができます。

上腕二頭筋を効果的に刺激するなら「長頭」と「短頭」は分けて鍛える

ここでは、上腕二頭筋を効果的に鍛えるためのポイントを紹介します。

長頭と短頭をわけて鍛える

上腕二頭筋を効果的に鍛えるなら、長頭に刺激を入れるエクササイズと、短頭に刺激を入れるエクササイズを分けるのがポイント。

それぞれのエクササイズを簡単に説明すると、以下となります。

  • 長頭:回外(外向きに回す)動作を含まないエクササイズ

腕を太くするのに効果的

  • 短頭:回外(外向きに回す)動作を伴うエクササイズ

力こぶの高さを高くするのに効果的

長頭をターゲットにすると腕を太くするのに効果的で、短頭をターゲットにすると力こぶの高さを高くするのに効果的です。

初めのうちは必ずしも意識して行う必要はありませんが、トレーニングに慣れてきたら、長頭・短頭それぞれをターゲットとしたエクササイズを選ぶとよいでしょう。

筋トレをもっと効果的にする、トレーニングの3原理&5原則

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