チアリーダーが指南する、身体を柔らかくするストレッチ・トレーニング【Fリーグ・ペスカドーラ町田チアリーダーズ「Fiore」後編】 (1/3)
チアチームの人たちって、脚を真上に振り上げたり上体を思い切り仰け反ったり、皆さん身体の柔軟性がすごいですよね!しなやかで流れるような美しい動きは、柔らかいバネのような筋肉があってこそ可能になるものです。
そこで今回は、フットサルFリーグ・ペスカドーラ町田専属チアチーム「Fiore(フィオーレ)」の皆さんに、「身体を思い切り柔らかくする方法」について伺ってきました!
▲左から、薊(あざみ)紫帆さん、尾登美沙子さん、福岡伶美さん、田口友里江さん
柔軟性は大人になってからでも養える!
チアに限らず、どんなスポーツにおいても身体の柔軟性はとても重要です。間接の可動域が広い方が怪我もしにくいですし、さまざまな動作がよりしなやかに行えるようになります。サッカー、バスケットボールといった激しく動き回る競技はもちろん、軽いジョギングなどをする場合でも、柔軟性があるに越したことはありません。
とはいえ、チアの皆さんはおそらく生まれつき身体が柔らかい人たちの集まりなのだろう……。そう思い尋ねてみると、意外にも「このチームに入るまでは普通に硬い方だった」というメンバーもいることが判明!柔軟性は成人してからでも養えるんですね。大人になると硬くなる一方というイメージがありますが、そこは本人の努力次第ということのようです。
では、フィオーレの皆さんは具体的にどのようにして柔軟性を養っているのでしょうか?
日常生活の中にトレーニングやストレッチを組み込む
フィオーレのチーム練習は週に1回(約2時間)。振り付けやフォーメーションの確認などの実戦的なメニューがメインとなるため、柔軟体操は基本的に冒頭のウォーミングアップのみです。怪我の防止も兼ねて入念に行われますが、これだけでは身体は柔らかくなりそうもありません。
そこでメンバーの皆さんに尋ねてみると、全員が「日常生活の中でながらトレーニングやながらストレッチを取り入れている」とのこと!やはり皆さん、十分な柔軟性を維持するために、チーム練習以外の時間にも努力してらっしゃるんですね。
今回はフィオーレの皆さんが日頃実際に行っているながらトレーニング&ストレッチを写真付きでご紹介します!
電車内で背筋を伸ばして片足立ち
まずは薊さんが通勤中の電車内で実際に行っているながらトレーニング。吊革を持ちながら、片足を立てた状態でバランスを取ります。電車内でこんなに姿勢の良い立ち方をしている人にはなかなかお目に掛かれませんね(笑)。揺れる電車内だとこの状態をキープするのは意外に難しそうです。「背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて身体を真っ直ぐに保つ」のがポイント。全てのスポーツで重要度の高い体幹部を鍛えられるそうです。